上戸彩、声優で参加した映画『コナン』公開に感無量

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女優の上戸彩が14日、都内で行われた映画『名探偵コナン ゼロの執行人』公開記念舞台あいさつに出席。壇上には上戸のほか、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹ら、本作の声優陣がずらりと勢揃いしていたが、「私も『コナン』を見て育った世代。こうして皆さんと同じステージに立てると思うと感無量です」と話して笑顔を見せた。

シリーズ22作目となる本作は、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察が真っ向衝突するストーリー。主題歌は同シリーズと初タッグとなる福山雅治が担当。この日はその福山からのビデオメッセージも紹介され、上戸と同じくゲスト声優を務めた博多大吉も登壇した。

福山からのビデオメッセージでは主題歌への思いが明かされ、福山は「プレッシャーでした」と曲作りを回顧。「歴史も大変ありますし、当然ファンの方も多い。ファンの方に違うんじゃないのと言われちゃったらどうしようって」と不安を明かし、「オファーを頂いたからには全力で応えたいという思いで挑みました」としみじみ語った。

また福山は、曲作りの際に台本をもらい、キーマン・安室透を演じる古谷に着眼したといい、「自分がこれを実写でやるとしたら、安室役をどうやって(自分に)入れていくかなって、役作りをする感じで作詞をさせていただきました」と紹介した。

さらに、以前の公開アフレコイベントでは博多がその主題歌を音程を外しつつ生披露したことがニュースとなったが、福山自身がそのニュースを知っていたのか、博多の歌唱力に言及。「大吉さんも来ているということで、また歌声が聞けるんでしょうか? もちろん聞けるんですよね」とビデオメッセージ越しにリクエスト。「歌ったというのが記事になってから随分時間も経っていますし、練習もしているだろうし、今日は期待しています」とプレッシャーをかけたが、これに博多が慌てて白旗降参。「歌いませんよ! 声優も歌もダメなんです」と自虐的に話して会場の笑いを誘っていた。

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