コナンVS安室!映画「ゼロの執行人」に向けての伏線!?『名探偵コナン』

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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)の4月7日放送回「ケーキが溶けた!」では、4月13日公開の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』への伏線と思われるものが多く登場し、「映画が待ちきれなくなった」「映画公開をますます楽しみにさせる今日のコナン」などと盛り上がりを見せた。

江戸川コナンは毛利小五郎と毛利蘭といっしょに喫茶ポアロにモーニングを食べに来た。注文後、小五郎は間もなく開催される東京サミットの新聞記事を読み、蘭はケーキ専用の小型冷蔵庫に目をとめる。蘭は喫茶店員・安室透の特製ケーキを食べたことがあり、とてもおいしいと絶賛する。

しかし、安室は小型冷蔵庫の中を見て「まただ……」と落胆する。冷蔵庫の上下2段に置かれたホールケーキはどちらも形が崩れていたのだ。冷蔵庫のケーキが型崩れしたことは、これまでも何度かあったが、原因は不明だった。安室は解決策を考え、コナンはこの話を聞いて駆け付けた少年探偵団のメンバー・吉田歩美、円谷光彦 、小嶋元太とともに原因探しに乗り出すことになる……というストーリー。

今回の被害者は「ケーキ」だが、安室は“事件を起こさせない”ために新しく型崩れしないケーキを作成しようとし、コナンは“起きた事件”からケーキを守るために推理を展開していく。ほのぼのとした雰囲気で展開していく中、2人の価値観の違いがはっきりと見えるストーリーとなっていた。

Twitter上では「方向性の違う2人、やはり映画でバチバチするのかな?」「コナンくんと安室さんの対比よかった」「安室さん自体がコナンとの考え方の違いに気づいた感じ」などの声があがり、映画への期待が高まっているようだ。

また「映画の伏線とかもいっぱいあって楽しかった」という視聴者も多く、「翌日に控えた東京サミット」「その日に休みを取る安室」「電波干渉」「無線」といった映画につながりそうなキーワードや、安室の何かを含んだようなセリフが多数登場した。果たして、4月13日公開の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』にどのようにつながっていくのか?

4月14日の「容疑者毛利小五郎(前編)」は、2000年に放送された作品のデジタルリマスター版。現在公開されている映画予告でも小五郎が逮捕されてしまう描写があるため、こちらもハラハラしながら観ることになりそうだ。見逃せない。

【文:山田 奈央】

提供:読みテレ

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