三代目JSB岩田剛典主演『崖っぷちホテル!』テーマソングを“伝説の歌手”が担当

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三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典が主演を務める、日本テレビ系4月クール新ドラマ『崖っぷちホテル!』(4月15日スタート、毎週日曜22:30~)のテーマソングが、フランク・シナトラの「Strangers In The Night」に決定したことがわかった。

ドラマの舞台となるのは、郊外にたたずむ一軒の小さなホテル。かつては知る人ぞ知る、栄華を誇ったクラシカルな高級ホテルだったが、時は経ち、今は負債総額3億に迫る破産寸前のド底辺ホテルになってしまっていた。さらにスタッフも、全員「クセ者」揃いのダメ人間ばかり。

岩田が演じる宇海直哉(うかいなおや)は、超絶ラフで全くホテルに似つかわしくない風貌の謎の男。物語はこの男が、ホテルに客として現れたことから始まる。その格好にホテルの従業員たちは不快な顔を示すが、そんなことはお構いもなく、彼は次から次へと破天荒な注文をホテル側につけていく。

シナトラは、“20世紀を代表する偉大な歌声”という意味の“ザ・ヴォイス”というニックネームで賞賛され、今なお世界中で愛され続ける、20世紀最高のエンターテイナー(1915年12月12日― 1998年5月14日 82歳没)。今年没後20年を迎えた伝説の歌手であり、そんなシナトラの代表曲の1つであるのが「Strangers In The Night」(邦題:「夜のストレンジャー」)だ。オリジナル発売1966年7月2日から、なんと半世紀以上の年月を経てのテーマソング起用となる。

この一報を聞いた岩田は、「“なるほど、そうきたか!”と思いました」と言い、「その優雅で心地よいメロディはクラシックな世界観の中に一気に引き込んでくれますし、老舗ホテルを舞台にしたこのドラマにとてもよく似合うと思いました。シナトラさんの往年の名曲、その素敵なメロディと歌声がきっとドラマにそっと寄り添ってくれると思います」と絶賛した。

福井雄太プロデューサーは、起用の理由を「ドラマにおいて、音楽とは“武器”だと感じています。名作には名曲あり。今回のドラマはシチュエーションコメディなので、楽しい会話劇が繰り広げられる作品になります。だからこそ締めはリッチでオシャレに、何か別れが惜しまれるような空気にしたいと思いました。この曲を聴いたとき“これしかない”という感覚に貫かれました。重厚で、リッチで、エンターテイメントを存分に感じさせてくれる楽曲。そして何より“この音楽を聴いて終われる1週間の最後”はどんなことがあっても無条件に幸福感を持てるような、そんな感覚を持ちました。長く、愛されるものにはキチンとした理由と力がある。そういう意味で、このフランク・シナトラ氏の音楽・声・表現はその最たるものだと感じています。その圧倒的な力をお借りして本作の色をつけてもらえるということは非常に力強い武器をいただいたと感じています」と説明。さらに、「“日曜の夜を幸せな気持ちで終わる”。それがどういった感覚なのかは、本作を見て、その中で流れる、フランク・シナトラ氏の“Strangers In The Night”を聴いていただければご理解いただけると思っております」と自信を見せている。

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