劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』へのヒントか?ED映像の変化

公開: 更新:

アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)3月3日放送回「となりの江戸前推理ショー(前編)」では、2018年4月13日公開の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』にちなんだ演出と思われるものがいくつかあり、「さりげなく劇場版ネタ出してるからワクワクする」「映画早く観たい!」「映画公開までどんな顔して過ごせばいいんだあ!」などと期待の声があがった。

探偵の毛利小五郎は事務所で競馬中継を観ていたが、賭けたレースすべてを外して落ち込んでいた。この日はいろいろとツイていないことがあり、散々だったと愚痴る。場外馬券場に行った時、路上で誰かとぶつかり、財布を落として路上に小銭が散乱。挙句の果てに財布が落ちたのは水溜まりで、中に入っていた馬券もビショ濡れになったという。

そんな中、コナンは小五郎の財布に入っていた第9レースの馬券を確認して当たっていることに気づいた。だが、小五郎はこの馬券を買った覚えがないという。そこでコナンは、小五郎が財布を落とした時、誰かの馬券を拾って財布に入れたと推理する。しかし、落とした方が悪いと開き直った小五郎は、上機嫌でコナンと蘭を連れて寿司屋に行くのだが、そこに数名の客と「万馬券の入ったポーチを盗まれた!」という女性が駆け込んできて、小五郎はじめ客たちに容疑が降りかかる……というストーリー。

小五郎たちが観ていた競馬中継の画面には、『ファントムベイカー』『ナイトメア』『ロストシップ』など、どこかで見たことのある名前が並んでいた。表示されている馬名がこれまでの映画にちなんだものだ。ファンはいち早く気づいたようでTwitter上では、「歴代コナン映画が馬の名前になってる!」「テンション上がる」「こういう演出いい!」と大興奮する様子がうかがえた。

また、エンディングでは今回の劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』で活躍する、コナンと安室透が一緒に走る姿が印象的な映像となっているのだが、前週までの映像と変化が見られたのだ。「流れ星が火の玉になってる!」「隕石? 今日から変わった?」「まさか、(メインヴィジュアルに描かれている)人工衛星落ちてきます!?」と、すでに映画に向けた推理合戦が始まっているようだ。

さらに、エンディング後には、劇場版の主題歌を務める福山雅治が登場。楽曲「零 -ZERO-」は、福山自身が台本を読み込み、書き下ろしたものとなっている。映画にどう花を添えるのか聴きどころだ。

3月10日の放送は「となりの江戸前推理ショー(後編)」。万馬券を持っている小五郎はポーチを盗んだ犯人にされてしまうのか? そしてエンディングの謎は明かされるのか? 見逃せない。

【文:山田 奈央】

提供:読みテレ

PICK UP