福山雅治、劇場版『名探偵コナン』の主題歌を書き下ろし タイトルは「零 –ZERO-」

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シンガーソングライターの福山雅治が、劇場版『名探偵コナン』シリーズの最新作『ゼロの執行人』(4月13日より全国ロードショー)の主題歌を担当することがわかった。

昨年4月に公開された21作目『から紅の恋歌(からくれないのらぶれたー)』がシリーズ最高興収68.9億円を記録し、5作品連続で興行収入最高記録を更新するという驚異の成績を樹立した同シリーズ。『ゼロの執行人』では、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察が真っ向衝突するストーリーが展開。20作目の『純黒の悪夢(ナイトメア)』に続き、私立探偵・黒ずくめの組織・公安警察のトリプルフェイスを使いこなす謎の男・安室透がメインキャラクターとして登場する。

今回初タッグとなる『名探偵コナン』と福山。主題歌は、福山自身が脚本を読み込み、今作の世界観を追求して書き下ろした新曲「零 –ZERO-」。「真実を追求するものと己の正義を貫く者、それぞれの信念が激突する今作を主題歌で表現できればと思っています」と語るなど、“コナンと安室のバトル”という今作のテーマに寄り添い、映画の世界観が色濃く反映された楽曲となっている。

また、主題歌を使用した予告編映像も解禁。東京サミット開催地で起きた大規模な爆破事件の様子や、コナンと安室の不穏な邂逅、父・小五郎の逮捕に涙を流す蘭の姿が……。映像の最後には、原作者の青山剛昌からのコメントも見ることができる。

主題歌のオファーを受け、「大変光栄」と語った福山。それと同時に「歴史あるコナンの世界に音楽で参加させていただくことに身の引き締まる思いです」と緊張感もあるそう。作品については、「それぞれのキャラクターが持つ深い背景、世界が直面しているリアルタイムの危機、謎解きの伏線と回収、その秀逸さにいつも感動しております」と明かし、「真実を追求する者と己の正義を貫く者、それぞれの信念が激突する今作を主題歌で表現できればと思っています」と意気込んだ。

江戸川コナン君は、「福山さんが書いてくださった『零 -ZERO-』はすっごくカッコいい曲です! 映画のストーリーに寄り添って作ってくれているし、熱や体温を感じさせる曲でとっても感動しました! しかも“真実はいつもひとつ”を歌詞に入れてくれていて本当にありがとうございます! 福山さんと一緒に写真を撮れて嬉しいです。みんなに自慢しちゃおうと思います!」と喜びのコメントを寄せた。

さらに、福山のレギュラーラジオ番組『福山雅治 福のラジオ』(TOKYO FM、毎週土曜14:00〜)の3月3日のオンエアに、コナン君がゲスト出演することも決定。コナン君と福山がなぞを解きバトルを繰り広げるという。

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