マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。2月17日の放送では、仙台の女子高生の間で流行っているものを探った。
仙台駅から徒歩10分ほどの場所にある「ミティーク」は、仙台の女子高生に人気のカフェ。伊達家の陣羽織をモチーフにした、ずんだ味のアートスムージーが人気で、店内では多くの女子高生たちが注文していた。
まずは4人組の常連グループに話を聞くことに。カメラが近づくと、「おはまる水産~」と謎のあいさつをする彼女たち。これにはマツコも「は? おはまる水産? 磯丸水産?」と圧倒されつつも、見よう見まねで「おはまる水産~」と返す。そんな彼女たちの間で流行っているものを尋ねると、「Tik Tok」という、自撮りが音楽に合わせて動くスマホアプリが人気とのこと。人気モデルたちから火が点いたそうで、実際にネットでモデルがアップしている「Tik Tok」の動画を見たマツコは、「この子たちは自分たちがかわいいってわかってやっているわけでしょ」とチクリ。女子高生たちに「こういうの腹たたないの? 逆にかわいいって思うの?」と尋ねると、彼女たちは「もうしょうがない、勝てないから絶対」と憧れと諦めが混ざった複雑な心境を吐露した。マツコは「許しちゃだめだよ!」と、なぜかモデルたちを敵対視。「かわいさだけじゃないから、人間として勝負できるところは。そうじゃないところであいつらに痛い目を見させないと、こんなのばっかり見させられるんだぞ! 本当に楽しいのか!? 心から笑っているか!?」と女子高生たちに檄を飛ばした。
続いて、福島からやってきたという男女3人組が登場。女子2人はバーバリー柄のシャツを着ており、マツコは「また流行っているの? 20年くらい前よ、高校生の間でバーバリーが流行ったの」と驚く。そして、その女子2人に挟まれていたのは、「いとちぇる」を名乗る個性的な男の子。「“福島のりゅうちぇる”って言われているんです」と自己紹介する彼に、マツコは「じゃあ、ふくちぇるじゃねーかよ!」と鋭くツッコみ、爆笑を誘っていた。
3人に、なぜわざわざ福島から仙台に来るのかと尋ねると、「(福島には)買うところがない」と寂しい答えが。さらに、福島にはインスタ映えするスポットもなく、唯一、福島駅の駅ビル3階のトイレがインスタ映えするスポットとして人気になっているという。実際にその写真を見たマツコは、「想像を遥かに超えて普通だったわね!」と爆笑。「それ、映えてないからね!」と指摘した。
その他にも、農業高校の牛好きの女子高生や、二次元愛に溢れた女子高生たちが登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、「福島が本当にそうなのか知りたい」という意見から、福島の3人組に密着することに。公式サイトでは、福島のインスタ映えスポットを探す彼らの様子が公開されている。
次回の放送は、都会のど真ん中、麻布十番のシェアハウスを深掘り。シェアハウスで暮らす個性的な住人とマツコがトークを繰り広げる。