荒川静香、3度目の冬季五輪キャスターに!注目選手をズバリ

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プロフィギュアスケーターの荒川静香が、日本テレビ系ピョンチャン五輪番組のメインキャスターに決定した。

荒川はこれまで同局のオリンピック番組において、2010年バンクーバー、2014年ソチでもキャスターを務めており、冬の大会としては今回を含めると、3大会続けての起用ということになる。ピョンチャン五輪では序盤の「フィギュアスケート団体」や世界新記録を連発する「スピードスケート・パシュート」、メダルも期待される「ショートトラック」など注目種目が目白押し。荒川はメインキャスターとして現地からのリポートや選手取材を行う。

3度目のキャスターとなるが、「今まで以上に今回のオリンピックの臨場感を感じていただけるように頑張りたいと思っています」と意気込む荒川。「上手くお伝えできるか自信はないのですが、選手の注目してほしい点や、現地でしか見つからないことなどを含めてお伝えできるといいなと思っています」と抱負を述べた。

また、キャスターを担当するにあたり「オリンピック種目の選手たちがどんなシーズンを過ごしてきてオリンピック候補になり、どう備えているのか、しっかり把握したい」と事前準備を明かし、「なかなか競技を見ているだけでは伝えきれない、この選手はこういう思いを持って今シーズン携わってきました、というところに触れられると、結果以上に感動したり、共感したり、深い部分で見ていけるチャンスも広がる」と考えを述べた。

注目選手を聞かれると「今回は集大成になるのではないかという選手もいれば、これが初めてのチャレンジで、この先何大会も成長していく姿が見られそうな選手もいるので、一人に絞るのは難しい」と悩みつつ、「スピードスケートの小平奈緒選手は、これまでの経験がどう今大会にどう生きていくのか気になります。羽生結弦選手はフィギュアスケートでは唯一二連覇のかかった選手です。そのほか初出場にして金メダルを狙う力がある宇野昌磨選手。経験が生きるのか、それとも初出場の勢いが助けになるのか、オリンピックは普通では考えられないことが起こるのが魅力でもありむずかしさでもあると思うので、気になりますね」と告白。「オリンピック直後のシーズンから負けなしの世界チャンピオンであっても、オリンピックだけ照準が合わなかったり、逆に初めて出場したのにそこに照準がぴったり合って縁があったり、毎年ではないからこその面白さ、難しさがオリンピックにはあります。オリンピックを目指すからこそ苦しいことや大変なことを乗り越えようとする、人を成長させる大きな力を、オリンピックは持っているなと感じます」とコメントを寄せていた。

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