45歳独身女性が17歳年下の青年と恋に落ちる『眠れぬ真珠』最後にまさかの告白が!

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藤原紀香主演のクリスマススペシャルドラマ『眠れぬ真珠〜まだ恋してもいいですか?〜』(読売テレビ・日本テレビ系)の第1夜が12月21日に放送された。

藤原演じる内田咲世子は、プロの銅版画家だ。45歳独身。更年期障害に悩まされる年齢に差しかかった咲世子は、「恋なんて私にはもう無理」と諦めモード。しかし、一人では始末に終えない膨れ上がる欲望を満たすため、画商の三宅卓治(升毅)と不倫をしていた。

そんな咲世子が、いつものように行きつけのカフェに行くと、17歳年下の新人店員・徳永素樹(鈴木伸之)と出会う。特別な期待も持っていなかったが、更年期障害の症状で意識を失い、素樹に助けられたことをきっかけに二人の距離は縮まっていく。カフェに飾ってある版画が咲世子の作品とすぐにわかった素樹は、「親密さと孤独が調和してる。どんな人が描いたんだろうってずっと考えてました。そしたら想像通りの人が目の前に。想像通りの素敵な人が」と、素直な気持ちを咲世子に伝える。そして、咲世子の本質に魅せられた素樹は、本業である映像作家の仕事を再開し、咲世子のドキュメンタリーを撮ることを決意するのだ。

タイトルにも出てくる“真珠”が表すのは、美しさを内に秘めた女性のこと。咲世子は“真珠”のような女性として描かれ、魅力を外に放つ女性の例えである“ダイアモンド”と比較して紹介される。

常に己の孤独と戦い、画家としても芯の強い咲世子は、年齢差を思うと素樹との恋に積極的になれなかった。しかし、ドキュメンタリーを撮る中で“真珠”の魅力に気づいてしまった素樹は気持ちを抑えることができない。「あなたの孤独に触れたい」と、正直な一言で咲世子の乾いた心を潤すのだった。こうして咲世子は少しずつ心を許し、二人の仲は深まっていった。

しかし、咲世子の純愛を邪魔する女が現れる。咲世子とは別に、三宅と不倫関係にある福崎亜由美(水沢エレナ)だ。若い亜由美は、三宅への深い愛情から嫉妬に狂い、咲世子にあらゆる方法で嫌がらせをする。亜由美によって不倫のことを素樹にバラされ、さらに三宅も素樹に対し「君はもう咲世子と寝たのか?」と詰め寄り、咲世子は修羅場を迎えてしまう。再び自信を失うが、この後、思いもよらない恋の展開が待ち受けていた……。

放送後、Twitterでトレンド入りを果たした今作品は、「すごすぎて結局最後まで見ちゃった!」「(咲世子の気持ち)わかるわかる!」「エロすぎる」などと視聴者を惹きつけている。28日放送の第2夜は、周囲からの嫉妬や反感を受けながらも、終わりを見据えてまっすぐに素樹と向き合う咲世子の切ない恋に注目だ。

【文:牛窪 梨花】

提供:読みテレ

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