生瀬勝久、萬田久子ら『天才を育てた女房』出演!岡夫婦を支えるキャスト陣が発表

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天海祐希佐々木蔵之介が夫婦役で出演する読売テレビ開局60年スペシャルドラマ『天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~』(読売テレビ・日本テレビ系、2018年2月放送)。天海主演の本作は、知られざる天才数学者・岡潔(佐々木)の奇想天外な人生を、フィクションとして再構成して妻・みち(天海)の視点から描いた、波瀾万丈のヒューマンストーリー。

この度、岡夫婦を支える家族・友人・同僚たちを演じるキャストとして、生瀬勝久立川談春笹野高史寺田農渡辺哲内場勝則萬田久子泉ピン子の出演が発表された。

生瀬が演じるのは、京都大学で岡潔の学友・秋月康夫。潔の親友と呼べる数少ない人間で、潔の天才的な数学の才能を早くから認め、みちとともに潔を支えた人物だ。また、談春が演じるのは、京都大学の数学科教授・木下則雅。潔の数学的発見をなかなか認めることがなかったが、潔の業績が世界に認められるきっかけとなる。

笹野が演じるのは、明治から昭和初期にかけて活躍した天才的将棋士・阪田三吉(※「吉」の正確な表記は「土」の下に「口」)。泉は、貧しい生活ながら夫の三吉を支えた妻・阪田コユウを演じる。

そして、寺田は、潔の父・岡寛治を演じる。潔に期待し、金銭面での援助も惜しまなかった男だ。

一方、渡辺は、みちの父・小山玄松を演じるわけだが、みちと潔の結婚に不安を抱いていた。萬田は、みちの姉・北村みよしを演じる。みよしの夫は、北村眼科医院を開業しており、自身もその眼科で働いている。内場は、みよしの夫で、北村眼科医院を開業した北村純一郎を演じる。

今でこそ数学界で名声を博しているが、なかなか周囲の理解を得られなかった時代もあるという潔。フランス留学時代、生涯の研究テーマとなる多変数解析函(関)数論における「ハルトークスの逆問題」と出会った彼は、約15年の歳月をかけて解決。しかし、難解すぎる数々の研究成果は、国内でなかなか理解されなかった。そんな中、世界的な評価の高まりと共に、日本でも認められるようになり、1960年、文化勲章を受賞するに至った。晴天でもゴム長靴を好み、ヨレヨレのスーツにノーネクタイで、天才ゆえに苦悩し、挫折し、数学という世界に閉じ込められてしまった男・潔を実力派俳優の佐々木が演じる。

その妻・みちは、ハイカラで、好奇心の強い女性で、「普通」なものを好まない変わり者。そして、周囲に目が利き、思いやりの心にも溢れている役どころ。潔の奇行が激しくなった折には、3人の子どもを抱えながらの生活に限界を感じ、離婚を考えるも、思いとどまり生涯添い遂げる。潔の最大の理解者であることに人生を捧げた女性だ。11年ぶりに夫婦役で共演する天海と佐々木が、どんな夫婦のありかたを築いていくのかに注目が集まる。

汐口武史プロデューサー(読売テレビ)は、「みちと潔の夫婦の愛を支え、世界に認めさせる上で欠かせない人たちが、2人の周りにはいました。そんな面々を、素晴らしいキャストの皆さんに演じていただくことができ、本当にうれしく思っています。あたたかい愛の物語を盛り上げてくれる豪華キャスト陣に、ぜひご期待ください」とメッセージを寄せた。

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