広瀬すず、役作りでベリーショートに「首が寒いです(笑)」

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日本テレビの1月クールの水曜ドラマ『anone(あのね)』(毎週水曜22:00~)で主演を務める広瀬すずの役衣装が発表され、お馴染みのボブからベリーショートヘアーにしたことがわかった。

ドラマ『Mother』『Woman』という二つの感動作を手掛けた坂元裕二が5年ぶりに日本テレビで脚本を務める3作目のオリジナルドラマ『anone』。物語は、家族を失い社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女・辻沢ハリカ(広瀬)が、一人の老齢の女と出会うところから始まる。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた二人だったが、やがて何かを感じあい、女は少女をかくまうことに。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶、そして、ある事件が発生する。「生きることの意味とは?」「人が生きる上でほんとうに大切なものは何か?」を問いかけ、人々の心を揺さぶる同ドラマ。ニセモノから始まり、真実の人間愛を見つける人生という冒険が描かれる。

この作品への出演を機に髪を切ったという広瀬は、今回の髪型について「首が寒いですね(笑) ショートにしてもどんなショートにするのか、前髪は長めに欲しいなど、今回は少し自分の意見を言わせていただきました。自分の前髪が目の上にある感じが落ち着く、小学校の頃の感覚がパッと思い出されてきて、世の中に対して一枚フィルターがかかっている感じがほしい、とお願いしました」と完成に至るまでの経緯を明かした。

また、広瀬の役衣装に合わせて、追加キャストも発表。謎の男・中世古理市を瑛太、何でもそつなくこなす起用物の青羽るい子を小林聡美、フランチャイズのカレーショップ店の店長・持本舵を阿部サダヲ、弁護士の花房万平を火野正平が演じることがわかった。さらに、先日発表された、田中裕子が演じる法律事務所の事務員の名前が「林田亜乃音」であることも明らかに。ドラマタイトルと同名の名前には、一体どんな意味が込められているのか、続報に注目だ。

この豪華キャスト陣に囲まれた広瀬は「本当にこの中にいて大丈夫か、というプレッシャーがあります。撮影が始まると、とても緊張すると思うのですが、先輩方の色々なものを観察したいですし、楽しみです!」と語り、「この作品には、不意に涙が出るとか、唐突にズキューンと撃たれるもの、感じられるものがすごくたくさんあります。痛みとか、生きているからこそ見られるもの、感じられるものが、世代に関係なく生々しく描かれていますので、ぜひ皆さんに見てほしいです」とメッセージを送った。

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