カホコと初は無事に結婚式を挙げられるのか『過保護のカホコ』最終回

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高畑充希が主演を務める連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の最終話が9月13日に放送。高畑演じる根本カホコと、竹内涼真演じる麦野初が、結婚の許可を得るべく奔走する。

遊川和彦が脚本を務める本作は、21歳にして生活のすべてにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・根本加穂子=カホコ(高畑)が、自分とは正反対の環境で育った1人の青年・麦野初(竹内)と出会って成長していくホームドラマ。親の徹底した庇護のもと、愛情だけを一心に注がれてきたおかげでその屈託のない笑顔だけは天使のように可愛らしい超天然人間のカホコだったが、初との恋をきっかけに自立心が芽生え、ついには両親に初との結婚を宣言するまでに成長。しかし、病気を抱えた母方の祖母・初代(三田佳子)が亡くなってしまい、家族の絆が試される事態となってしまった。

最終話で、「家族を失って辛い時こそ結婚すべきだ」という初の言葉に後押しされたカホコは、看病疲れで体調を崩しながらも結婚に反対する母・泉(黒木瞳)と父・正高(時任三郎)に、改めて結婚を認めてもらえるよう頑張ると宣言する。

初代を亡くして落ち込む祖父・福士(西岡德馬)を心配したカホコは家を訪ねるが、人の気配は無く、福士は電話で初代に会って来ると言い残す。心配したカホコは、警官の衛(佐藤二朗)の力を借り、環(中島ひろ子)と節(西尾まり)に聞いて福士が行きそうな場所を考えるが、思い当たるような場所は無かった。さらに、離婚したばかりの衛と環は気まずい雰囲気に……。

そんな時、騒ぎを聞きつけた泉が二人の思い出が詰まった場所は家しかないと断言。初の力も借りて祖父母の家の中を捜索したカホコは、庭の隅で泣きながら小さくなっている福士を発見。初代を幸せにできなかったと自分を責める福士に、カホコは初代から聞いた福士との思い出を話す。さらに、ギクシャクした衛と環に、カホコは初の力を借りて「過去を悔やんだり将来を不安に思うより、今の自分たちを信じて生きた方がいい」と説得。元気を取り戻し、家族写真を撮ろうとする福士だったが、カホコはまだ従姉妹のイト(久保田紗友)がいないという。

そこで、チェロを売り払おうとするイトを待ち伏せしたカホコと初は、チェロを奪って逃走。カホコは、自分がイトのチェロを買って、必要になったらイトにあげると話す。カホコのお節介ぶりに呆れるイトだが、カホコはどんなに嫌われても自分とイトの家族の糸は切れないのだと言い張る。初からも、自分の好きなものから離れてはダメだと励まされたイトは、カホコからチェロを受け取ることに。

そして、今度こそ泉に結婚の許しを貰いに行こうと話す初だったが、初を連れてカホコが向かったのは根元家。子ども達のための施設を作る準備に追われながらも、借金の問題を解決できていない教子(濱田マリ)に、カホコは自分の貯金を使って借金を返し、保育士の資格を取ったら一緒に働かせて欲しいと話して皆を驚かせる。さらに、カホコの結婚の話を聞いた正興(平泉成)と多枝(梅沢昌代)は結婚式をすべきだと張り切りだす。

ついに親戚たちの問題を解決し、泉と正高の許しを得るべく家に向かったカホコと初。一生切れない親子の縁で繋がった母親として、自分以上にカホコを幸せにできるのかと迫る泉に、初が返した答えは……。

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