高月彩良はデキる女か?ムカつく女か?働く女の優秀さとは?

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伊藤淳史主演の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『脳にスマホが埋められた!』(毎週木曜23:59~)8月31日放送の第9話では、ゲストの高月彩良が美人秘書役で登場し、悪者に徹した振り切った演技が話題となった。

伊藤演じる折茂圭太はアパレル会社「エグザルトン」で働く冴えないサラリーマン。ある日突然、脳にスマホが埋められた”スマホ人間”に変身。他人のスマホを覗き見ることができる能力を使って、社内外で起きる様々な事件を解決していく。

今回は、エグザルトンの黒部社長(岸谷五朗)が、新しい秘書候補に女子大生企業家として名を馳せた朝比奈(高月彩良)を雇う。代わりに、現在の秘書・藤木友里(西丸優子)はクビの危機にさらされてしまう。この状況を喜んだのは、スマホ人間を研究するために圭太のシェアハウスに引っ越してきた、同社のパタンナー・石野柳子(新川優愛)だ。柳子は、学生時代に立ち上げたブランドを黒部社長に潰された過去を持ち、これまでずっと復讐のチャンスを狙ってきた。復讐のために情報を得ようとスマホ人間である圭太の力を借りてきたのだが、ここへ来て、社長への不満が溜まっているだろう現秘書・藤木に接近することを試みる。

しかし、協力を求められた圭太は、柳子の復讐よりも藤木のことが気になってしまう。なんとかクビにならない方法はないかと考え、新秘書・朝比奈の行動をチェックし始める。確かに朝比奈は有能だった。受付嬢たちに「要人の顔は覚えなさいよ、覚える能力がないんだったら、誰でも彼でも頭下げときなさい」と注意。さらに、暇を持て余す総務の女性社員達には「皆さんって、思考を停止させるスタンスで働かれているんですね。リラックスが板についてるなと思いまして。これは文句ではなくて、むしろ興味なんですけどね。私には理解できない生態なんで」などとチクリ。この言動に対してTwitterでは「なんか嫌な感じ」「正しいことを言ってはいるんだが」「正しいけど上から(目線の)秘書か」「この女wwwうざwww」などの反応が多く見られた。

その後、圭太の調査により、朝比奈がフリマアプリにエグザルトンの非売品を出品していることが発覚。当然社長の逆鱗に触れ、辞任を言い渡される。最後は社長を睨みつけ、「チッ」と舌打ちをして去って行った。一方、現秘書・藤木は会社のために非売品の取り扱いを中止させるように動いており、その働きから秘書に復帰することになる。これには「スッキリした」「(藤木が)いい人すぎる」「(藤木は)美人」と、これまで嫌われ社長の右腕というイメージがあった藤木の印象が格段にアップ。働く女の優秀さとは何かを見せてくれた。

次回は、社長が解任に追い込まれそうな展開へ。まだまだ明かされない登場人物たちの秘密も気になる。今後も目が離せない。

【文:牛窪 梨花】

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