秋元才加「引退したらもっと悲惨」『脳スマ』第3話にゲスト出演

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伊藤淳史主演の読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『脳にスマホが埋められた!』(毎週木曜23:59~)の第3話が7月20日に放送。元AKB48の秋元才加が本吉佳蓮役でゲスト出演する。

本作は、放送作家の鈴木おさむが「今までにない設定が面白い」と企画した奇想天外なドラマ。主人公・折茂圭太(伊藤)は、アパレル会社「エグザルトン」に勤めるごく普通のサラリーマンだが、ある日突然、身体にスマホ機能が埋め込まれ、他人のスマホ画面を覗き見たり、カメラ機能を使用できたりと、自分の身体をスマホのように使える“スマホ人間”になってしまい、様々な問題に巻きこまれていく。

第3話では、ようやく自分の脳内スマホの扱いに慣れてきた圭太に、石野柳子(新川優愛)は「調子に乗ってスマホ人間とバレないようにして下さいね」と忠告する。だが、その後あっさり、同僚の安田部々香(安藤なつ)に、「折茂さんって、スマホ人間だよね?」と見抜かれてしまう。焦る圭太と柳子に、部々香は「バラさないから口止め料として、本吉佳蓮のサインをもらってきて」とお願いする。

形式上は圭太と同じエグザルトン・総務課の社員でもある佳蓮は、実業団チームに所属する女子マラソン選手で、「東京オリンピックでメダル確実」と期待される世界的アスリート。3週間後に八王子国際マラソンを控え、海外から一時帰国することになっていた。翌日、佳蓮が出勤してきて、早速サインをもらうべくアプローチを試みる圭太だったが、他の社員たちに先を越され、なかなか近づくことができない。その上、佳蓮は社員たちに「気づかいは結構です」「疲れているので、そっとしておいて下さい」などとそっけない態度を取る。臆した圭太は、結局サインを得ることができなかった。

部々香に「サインがダメならSNSで拡散していいよね、折茂さんがスマホ人間ってこと」と責められ、焦った圭太は、ジョギング中の佳蓮を直接訪ねる。そこで圭太は、佳蓮がスマホを使って匿名のSNSで、「私、なんのために走ってるんだろう」「死にたい」などと意味深に呟いていることに気づいてしまう。走り出す佳蓮を慌てて追いかける圭太が「本吉さん! サイン下さい」と声をかけると、驚いた佳蓮は「最後までついてこれたら、サインしてもいいですよ」と邪険に。必死に追いかける圭太だが、結局サインは得られなかった……。

その後、圭太は「死にたい」と呟いていた佳蓮のことが心配になる。そして、あることに気付いて佳蓮を呼び出す。「なんなの?」と不審がる佳蓮に、「本吉さん、もしかしてその右膝、変形性膝関節症では?」と指摘。圭太の言う通り、佳蓮は変形性膝関節症で、医師から「すぐに走るのをやめるように」と強く言われているが、マラソンをやめる気はないと言う。圭太が「でもそれじゃ引退後の体が……」と心配するも、「今、引退したら、もっと悲惨なことになるから」とこぼす。佳蓮は、引退などと言い出すと、黒部社長(岸谷五朗)からすぐにでも解雇されかねないことを心配していた。果たして、佳蓮はこの窮地をどのように切り抜けるのか。スマホ人間の圭太がどんな能力を披露するのかにも注目だ。

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