土屋太鳳「セリフが出てこない」『兄こま』過酷なシーンの裏側を告白

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――芹川高嶺役の千葉雄大さんとは3回目の共演ですが、いかがでしたか?

初めて会ったのは私が16歳の時だったと思います。今回の役は、千葉さんがドSなんですけど、その時は反対だったんです。私がドSで、千葉さんが「えぇ~」みたいな役だったんです。その作品では、顔をつねるみたいな動作があったんですけど、『兄こま』では高嶺さんの立場でせとかにやってくれたシーンがあって、すごく感動しました。千葉さんはTHE俳優さんというか、一緒にいていろんなことを勉強させていただける方ですし、帰り際にどんぐりに絵を書いていてくれたりする温かい方でした。

――夏祭りのシーンでは高嶺をはじめ、3人のイケメンと続けざまにデートをしますが…

夏祭りのシーンは、すごく『兄こま』ならではのシーンです。デートらしいデートが続くので、いろんな女の子に楽しんでいただけるかなと。私が夏祭りに行った場合は、全て制覇するくらい食べて、射的したり全部を楽しんで帰ると思います(笑)

――ご自身にとっての理想のデートは?

まずは鎌倉に行って、神社にお参りして、商店街で何かを食べてから、江ノ島に行ってしらす丼を食べます。そこから京都に向かって、夜は川床でご飯を食べて、八坂神社を見に行ったり、食べたり動いたりしたいです(笑) あと、夕方に線香花火とかしてゆっくり過ごすのも素敵だなと思います。

――ありがとうございます。最後に見どころとメッセージをお願いします!

コメディータッチでありながらも、兄妹でないことがわかってからはシリアスに続く心の変化が繊細に描かれています。老若男女、たくさんの方に共感していただける作品になっていますし、女性の方も、非日常的な設定ながらも、すごく純粋でまっすぐな愛情が描かれている作品なので楽しんでいただけると思います。登場人物一人ひとりの成長物語でもありますので、そこにも注目していただきたいです。ぜひ、劇場に足をお運びください!

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