沢尻エリカ、笑顔で撮了「ひとつ成長できた」

公開:

日本テレビ系の水曜ドラマ『母になる』(毎週水曜22:00~)がこのほどクランクアップを迎え、主演の沢尻エリカがスタッフへ感謝の言葉を送った。

本作は、とある誘拐事件に関わった3人の女性がそれぞれ「母になること」の喜びと痛みを知り、成長する姿を描くドラマ。沢尻演じる生みの母・柏崎結衣と、小池栄子演じる育ての母・門倉麻子の対立。そんな2人の思いを飛び越えるような息子・広(道枝駿佑:関西ジャニーズJr.)の恋や成長など、毎週予想を超える展開で大きな話題を集めてきた。

クランクアップの前に撮影されたのは、レコード会社のシーン。西原莉沙子(板谷由夏)がヘアメイクを担当するバンド「ツーオク」が所属するレコード会社に、結衣と広、莉沙子と繭(藤澤遥)の2組の母子が集まる。莉沙子を思う娘・繭の気持ちが溢れ出す感動のシーンだ。撮影を終え、板谷には沢尻から、藤澤には道枝からそれぞれ花束が渡された。“娘”とのクランクアップに板谷は「娘が“女優”になることができました」と見事に演じきった藤澤を絶賛し、「またいつか違う現場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」とスタッフ・キャストとの再会を願っていた。

そして、沢尻と道枝のクランクアップは親子が仲睦まじくレコード会社を後にするシーン。肩やおしりでつつき合いながら歩き、ニコニコ笑いあう姿はまさに“親子”そのもの。最後の撮影に相応しいシーンで作品全体もオールアップ。沢尻には中島悟監督から、道枝には櫨山裕子プロデューサーからそれぞれ花束が渡され、沢尻と道枝が固く握手を交わすと、スタッフからの盛大な拍手に包まれた。

約4か月にわたる撮影を終えた沢尻は「スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。4か月間、長かったようであっという間でした。とても楽しかったです。現場のスタッフの方々、キャストの皆様に支えられ、乗り切る事ができました。この役に挑戦できてよかったと思っています。この作品を通して、ひとつ成長できたかなと思います。またどこかで皆さんと会える日を楽しみに頑張っていきます。本当にありがとうございました」と感謝の思いを語った。

一方、ドラマ初挑戦ながら難役に挑戦した道枝は「こんなに沢山の方々に囲まれてのお芝居はとても良い経験になりました。最後までやりきる事ができました。本当にありがとうございました」とコメントしていた。

PICK UP