吉岡里帆、貯金をしていた意外な理由とは

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劇場版21作目となる『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(4月15日公開)では、江戸川コナン(=工藤新一)と服部平次という東西の高校生探偵が揃い踏みするというファン垂涎のストーリーを展開。さらに、今後にも大きく絡んでくる百人一首の高校生チャンピオン・大岡紅葉が、スクリーンに初登場を果たす。「平次の婚約者」を名乗る紅葉の登場は、平次と幼馴染みの遠山和葉の関係にどんな影響をもたらすのか。そんな平次と和葉を前に、新一と毛利蘭の関係にも変化が生まれるのか!? 胸キュン間違い無しの“淡い恋のストーリー”に注目が集まっている。

本作で、ゲスト声優として和葉と同級生のオリジナルキャラクター・枚本未来子を演じているのは、ドラマ『連続テレビ小説 あさが来た』『ゆとりですがなにか』『カルテット』や、CM『UR賃貸住宅』『綾鷹 にごりほのか』などに出演している、吉岡里帆さん。このインタビューでは、自身の高校時代の思い出や、忙しい合間のリラックス方法、作品の見どころなどについて語っていただいた。

――本作では部活動に励む女の子を演じていますが、吉岡さんが高校時代に打ち込んでいたことは?

アルバイトと勉強です。今思うと何であんなにしていたのか不思議なくらいアルバイトをしていました。中学の時に吹奏楽部だったので高校でもやりたかったんですけど、高校の吹奏楽部があまりにも厳しくて土日も休みじゃなかったので、勉強と両立は無理だと思って部活動を諦めました。一時はソフトボール部のマネージャーをやってみたり、軽音楽部に入ってみたりしたのですが、部活って中途半端な気持ちでやるものではないので肌に合わなくて……。結局アルバイトをして、大学生になったら何か大きなことをしようと思ってお金を貯めていました。

――アルバイトと勉強はどのように両立しましたか?

高校がすごく進学校で、学校に行けばずっと先生が「勉強しろ! 勉強しろ!!」と言ってくる学校だったので、校風によって勉強していたという感じです。すごく朝早く登校して、漢字や英単語を覚えたりしていましたね。帰る時もわざわざ発展コースという、放課後に残って勉強するコースを取ったりもしていました。

――現在は、ドラマや映画、バラエティ番組への出演などお忙しいと思いますが、何かリラックス方法などはありますか?

動物のマヌケな動画を見ています。例えば、猫が逆立ちして歩いていたり、飼い主さんに甘えていて離れない動画とか、オススメはいっぱいあります。Instagramでいうと、スライムの動画をめっちゃ見ちゃいます! ただスライムをブチブチしているだけなんですけど、そういうのを見てると本当に癒されるんです。あとは、美味しいものを食べるのも癒やされますね。

――美味しいものを食べながらも抜群のスタイルをキープされていますが、何か努力されていることは?

会食などの予定がない夜は食事を抜くとか、適度に運動したりするくらいです。あとはヨガとかピラティスは行ったりしますね。やっていることと言えば人並みのことだけです。

――このところ活躍の場が広がっていますが、今後挑戦してみたいことはありますか?

今回は宮川大輔さんと一緒にゲスト声優をしたのですが、宮川さんは海外のロケで転々とされていて、それはいいなと思います。なので、私も遠くにロケに行ってみたいです。例えば、すごく田舎町で映画を撮ってみたりしたいですね。

――それでは最後に、劇場版『名探偵コナン』の見どころをお願いします!

今回は久しぶりのラブコメディで、関西が舞台ということで、やっぱり服部くんと和葉ちゃんの恋模様が一番の見どころです! 服部くんと子どもの頃から秘め事がありそうな新しいキャラクターが出てきたことで2人の恋模様もすごくヒートアップしていきます。『から紅の恋歌』というすごくロマンチックな題名も相まって、恋のあり方だとか秘めた想い、百人一首をテーマにしていることから“言葉に含みをもたせること”がたくさん出てきます。言葉の裏を読むのがコナンの面白さであり醍醐味なので、百人一首という題材はすごく相性がいいと思います。みなさんも深読みしながら、ぜひ劇場でお楽しみください!

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