中田英寿、引退の真相を告白「戻る可能性もあった」

公開:

元サッカー日本代表の中田英寿が、2月24日(金)21時から放送の『金曜ロードSHOW!特別エンターテインメント「人生が二度あれば」』(日本テレビ系)に出演。29歳で突然引退した理由を告白する。

様々な理由でスポーツ界を離れる決断をしたアスリートのもとを訪ね、人生の選択の裏にどんな背景、どんな思いがあったのかを明らかにする同番組。聞き役を務めるのは、多くの“人生の選択”をしてきたナビゲーターたち。そして最後に「人生が二度あれば、もう一度あの時に戻れるならば、今度はどちらの道を選びますか?」と質問を投げかける。今回は、アスリートの決断に込められた“本当の思い”に胸が熱くなる6つのエピソードが紹介される。

ワールドカップに3度出場した中田は、イタリアリーグ「セリエA」の強豪・ローマで、日本人初の優勝を果たすなど「史上最も才能に恵まれたアジア人」とも評される孤高の天才。 しかし、2006年のワールドカップドイツ大会で、日本のグループリーグ敗退が決定したブラジル戦直後にピッチに倒れこみ、空を見上げて、突然の引退発表を行った。「なぜ、29歳とまだ十分プレーできたにも関わらず、引退という選択をしたのか?」という疑問を解消すべく、サッカー経験者の又吉直樹が直撃取材を行う。

現在は経営者として多くのイベントを取り仕切る中田。又吉が「サッカーをやっていた時からいろんなことに興味がすでにあった?」と問いかけると、中田は「昔からいろんなことに興味があって中学生の頃からだけど、特にスポーツをやっていると“○○バカ”みたいに言われる。それがすごく嫌いでスポーツもできて勉強もできた、嫌なやつになりたい。昔から格好つける気持ちはすごく強くて、でも当然一番の興味はサッカーだった」と明かす。

引退については、自分がサッカーを好きでやっていて、ただ好きの部分が楽しめない時期が長く続いていろんな環境のことがあったりした。だったら一旦休んだほうがいいと当時の胸中を吐露し、「もしかしたら何年後かに戻る可能性だってあった」と告白。又吉が「もしかしたら時間を置いたらまたやりたくなってきて、“サッカーやっぱり楽しいからまたやろう”という気持ちになるかもしれないってことですか?」と確認すると、中田は頷く。

そして、「もし人生が二度あって、あの時に戻れたら、現役続行と引退どちらを選択しますか?」とお決まりの質問を投げかけるが、果たして、中田の答えは……。元日本代表監督のジーコ氏や、今年50歳の三浦知良選手らの証言も重ねながら「引退の真相」が解き明かされる。

このほか、「ミスタータイガース掛布雅之 33歳引退の理由」「高校野球・大野倫×橋下徹」「大相撲・花田虎上×長島三奈」「アマチュア野球・杉浦正則×上田晋也」「高校サッカー・宮本寛×ヒロミ」などのVTRが紹介される。

PICK UP