様々なジャンルの映画が登場する人気番組『金曜ロードSHOW！』（日本テレビ系、毎週金曜21:00～）。2月17日は、舘ひろし、柴田恭兵が出演する2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』が登場する。

1986年にスタートし、長年に亘って日本の刑事ドラマを牽引してきた伝説的な作品『あぶデカ』シリーズのフィナーレを飾った本作。舘演じる“ダンディ鷹山（タカ）”と、柴田演じる“セクシー大下（ユージ）”は、ドラマシリーズを観たことがない人でもその存在を知るほどの印象深いキャラクターだ。第29回日刊スポーツ映画大賞、石原裕次郎賞を受賞した劇場版では、この2人をはじめ、おなじみの登場人物が大集合。豪華キャストによるド派手なアクション、唯一無二の『あぶデカ』ワールドは、かつてのファンも初めて観る視聴者も楽しめること間違いなしの作品となっている。

横浜港署の刑事・タカとユージの定年退職まであと5日。2人の元後輩で、今は上司の町田透（仲村トオル）が彼らを無事に定年させようと心を砕く中、2人は相変わらず“あぶない”捜査を続けていた。一方、彼らの親友で神奈川県警重要物保管所の所長となった薫（浅野温子）は、遂に結婚が決まったと大騒ぎ。タカとユージが退職する同じ日に、念願の“寿退社”をすることになる。

そんな中、タカとユージが長年追っていた銀星会の元メンバーで新しいヤクザ組織・闘竜会の幹部となった伊能が遺体で発見された。各国のマフィアがドラッグや拳銃を扱う「ブラックマーケット」を仕切っていた伊能の死は、横浜に集うマフィアのパワーバランスの崩壊を意味していた。この“混乱”を引き起こし、それに乗じてブラックマーケットを牛耳ろうとしているのは何者なのか？　タカとユージは、ビジネスマンを装って入国した中南米の犯罪組織・BOBのリーダー、キョウイチ・ガルシア（吉川晃司）に目を付ける。しかし、ガルシアはタカが定年後の人生を一緒に過ごそうと決めた最愛の女性・夏海（菜々緒）と何か関係がある様子。そして、ユージがかつて更正させた不良少年・川澄（吉沢亮）も、事件に関わっていて……。

敵の凶悪さを知った透は、タカとユージに定年当日までの謹慎を命令。しかし、BOBが大量のドラッグを密輸することを知った2人は、横浜を危機から救うために行動を開始する!!