『電車男』を手がけた村上正典監督の最新作『一週間フレンズ。』「泣きすぎた!」「予想外」と話題

公開:

川口春奈と山﨑賢人がW主演を務める映画『一週間フレンズ。』(2月18日公開)。公開に先駆けて行われた試写会が話題を集める中、石塚慶生プロデューサーが村上正典監督を起用した理由を明かした。

累計170万部を突破する大人気ベストセラーコミックを実写映画化した本作。高校2年の長谷祐樹(山﨑)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口)に、思い切って「友だちになって下さい」と声をかける。だが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には、“友だちのことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日に記憶がリセットされるたびに、香織に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて……。

公開を前に各地で行われている試写会では、「泣きすぎた!」「ヤバい、今までの恋愛映画で一番好きかも」「正直、大人が見てもこんなにグッとくるとは……予想外でした」など、世代を超えて反響の声が続々とり話題沸騰。そんな本作のメガホンをとったのが、ドラマ『WATER BOYS』や『1リットルの涙』、映画『電車男』『赤い糸』などの村上監督だ。

石塚プロデューサーは、「村上監督の作品は、コメディあり、大人のドラマなど多彩ですが、いつも視点が優しいんですよね。人間を優しく見ている監督だと思います」と分析し、「自然な演出が持ち味で、原作の世界観に合っていると思い、お願いしました」と起用理由を明かした。

泣ける作品を撮らせたら右に出るものがいない村上監督の最新作は、世代、性別を問わず、日本中に優しい涙をもたらす、「一週間で友だちの記憶を無くしてしまう彼女」と「彼女と毎週友だちになると決めた僕」の特別な恋物語。2人が重ねていく大切な7日間を見守り、歳月を知らせる美しい四季折々の映像にも注目が集まりそうだ。

PICK UP