「お前にサンが救えるか!」あの名言が再び『もののけ姫』が『金曜ロード』に登場

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スタジオジブリの名作映画『もののけ姫』が、8月5日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系、毎週金曜21:00~)に登場する。

『もののけ姫』(1997年)は、宮崎駿監督が自然と人間の共生というテーマに挑み、日本映画の歴代興行収入を塗り替える大ヒットを記録した超大作。北の果てに住むエミシ一族の青年・アシタカ(松田洋二)は、“タタリ神”に姿を変えたイノシシから村を守るためにタタリ神に矢を放ち、死の呪いを受けてしまった。村の巫女・ヒイさま(森光子)は、西に呪いを絶つ方法があると預言。旅に出たアシタカは、道中で出会った謎の男・ジコ坊(小林薫)から精錬所“タタラ場”とすべての生命を司る“シシ神の森”について話を聞く。タタリ神となったイノシシの体から出てきた鉄の玉がタタラ場で作られたものと考えたアシタカは、タタラ場を目指して西へ急ぐ。

そんな中、犬神に襲われて川岸に倒れていた甲六(西村雅彦)を救出したアシタカは、犬神に育てられた少女・サン(石田ゆり子)と出会う。人間を嫌う彼女から森を去るように告げられ、甲六を連れてタタラ場へと向かうことになる。タタラ場を率いるエボシ御前(田中裕子)はアシタカを歓迎。彼女は、女性や病人など世間から蔑まれていた人間が生きていくために独自のコミュニティを築いてきた。その目的を果たすために森を切り倒したことから、サンと彼女を育てた犬神・モロの君(美輪明宏)の怒りをかっていた。その夜も、エボシへの復讐心に燃えたサンがタタラ場を襲撃。2人の戦いを止めようとしたアシタカは、暴発した石火矢の銃弾を受けるが、傷ついたサンをなんとかシシ神の森へ送り届けようとする。だがその後、力尽きて意識を失ってしまう……。

同作の人気の裏には重厚なストーリーだけでなく、印象深いセリフの存在があげられる。アシタカの「そなたを死なせたくなかった」「生きろ! そなたは美しい」や、サンの「アシタカは好きだ。 でも人間を許すことはできない」、モロの「黙れ小僧!!」「お前にサンが救えるか!」といったセリフが飛び出すシーンでは、放送の度にネット上では大盛り上がり。また、エボシやジコ坊をはじめ、猩々、乙事主などの個性的なキャラクターも多数登場。それらのキャラクターに命を吹き込む、豪華声優陣の演技も必見だ。

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