7日に逝去したタレント・作詞家の永六輔を偲び、読売テレビ・日本テレビ系の旅バラエティ『遠くへ行きたい』7月17日放送回で、追悼企画「～永六輔　七転八倒旅語録～」がオンエアされることが決定した（毎週日曜、読売テレビ7:00～、日本テレビ6:30～）。

永は、1970年10月4日に放送を開始した同番組の初代旅人で、主題歌「遠くへ行きたい」を作詞。第1回放送から第26回（1971年3月28日放送）まで、初代旅人として毎週出演しており、週の大半を旅先で過ごしていた。その後は、2013年8月11日放送回まで、のべ82回にわたり出演するなど、番組との繋がりが深い人物だ。今回の追悼企画では、永が出演した過去の名シーンをVTRにまとめ、全国各地の人々と触れ合ってきた、人情味あふれる永の足跡をたどっていく。

また、1974年から番組を担当するエグゼクティブプロデューサーの村田亨は「旅の仕方のすべてを教えてくれたのが永さんでした。当時テレビは一般の人にとってとても珍しいもの。カメラがいることで彼らの日常を乱してはいけない。取材をするんじゃなくて、取材をさせて頂くんだということを教わりました」と語り、「永さんはテレビを見る人がどうしたら面白く見られるかを常に考えていた人でした。何か面白いことを見つけると、いきなり走り出す。現場で起こることをとにかく楽しむ人でした」と振り返った。そして、「17日の放送では、そんな永さんの集大成をお伝えします」とメッセージを送った。