氷室京介が何故ステージを降りたのか…6年間密着したドキュメンタリー劇場公開

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トップアーティスト・氷室京介に密着したドキュメンタリー映画『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”(THEATER EDITION)』が、7月1日(金)から2週間限定で劇場公開されることが決定した。

『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”』は、2010年からの6年間、およそ180時間に及ぶ密着映像と、トータル6時間以上にわたるロングインタビューを交えたドキュメンタリー作品。現在、動画配信サービス「Hulu」にて「第1部/to turn 50」が配信されており、「第二部/IF YOU WANT」(6月24日)、「第三部/decision」(9月上旬予定)の配信も決定。その総集編として「THEATER EDITION」が、全国32館の劇場で公開される運びとなった。

2016年5月23日に行われた『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』東京ドーム最終公演を最後に、音楽界に多くの伝説を残し、常にトップスターで在り続けた氷室がステージを降りた。「彼はなぜその決断をしたのか」。氷室自身から発せられる数少ない言葉を頼りに、多くのファンは様々な思いを巡らせていた。そこで、次第に明らかになる「聴力の問題」「遠く海を隔てて体験した東日本大震災」「無念のステージとなった2014年の横浜スタジアム」といったエピソード、ファンへの思い。彼はいつも何かを背負い、様々なことを受け止め、そして一人で決断していた。この激動の6年間の様々な「氷室京介」にまつわる事象の裏で、1台のカメラがその姿を捉え続けていた……。

密着取材を通し、氷室の知られざる苦悩や葛藤を目撃し続けた山崎大介監督は「2010年、50歳を迎えようとしていた孤高のロックスターに駄目もとでオファーした密着取材から、このドキュメンタリー作品は始まりました。それから6年。音楽制作やライブの舞台裏、プライベートのことなど、今まで見せたことの無い“氷室京介”を私は目撃し続けてきました。自分が見てきたこと、浴びてきた言葉を、氷室京介を知る多くの人に伝えたい。氷室京介が魅せた『LAST GIGS』の対になるような映像に、“追伸”という思いを込めて『DOCUMENT OF KYOSUKE HIMURO “POSTSCRIPT”』を完成させました。私が知った“氷室京介”を、皆さんにも共有してもらえればと思います」とコメントを寄せている。

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