吉本実憂は未来人!?『時をかける少女』に出演決定

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女優の黒島結菜が主演を務める、日本テレビ系の7月クールの土曜ドラマ『時をかける少女』。この度、若手俳優の竹内涼真と、吉本実憂が参加することが決定。竹内が、視聴者の目線に一番近い少年・浅倉吾郎役、吉本が、オリジナルキャラクターの未来人・ゾーイを演じる。

原作は1965年に発表され、累計250万部を超える大ロングセラーを記録した筒井康隆による青春SF小説「時をかける少女」(角川書店)。物語は、ある日の放課後。理科実験室でラベンダーの香りをかいでから、芳山未羽(黒島)は時を自在に超える能力を身につける。それから起こる不思議な出来事、繰り返す毎日。未来人ケン・ソゴルとの出会い、彼に抱く初めての恋心を描いた、ひと夏の切ない恋と青春ストーリーだ。これまで、細田守監督によるアニメ化(2006年)や、仲里依紗主演の実写映画化(2010年)など、映像化されるたびに違った切り口で新しい魅力を打ち出してきた「時かけ」だが、2016年版の同作では「未来人ケン・ソゴル(Sexy Zone菊池風磨)側から見たストーリーも深く丁寧に描くこと」がテーマになっている。

竹内が演じるのは、原田知世主演・大林宣彦監督の映画版(1983年)では尾美としのりが演じていた、主要人物の一人・浅倉吾郎。大役を任された竹内は、「今回、世代を超えて愛され続けるこの作品に関われることをとても幸せに思います」と喜びのコメント。「原作小説や映画の魅力に加えて、今回、新たに未来人の目線からも描かれる『時をかける少女』。物語のキーワード“四季”の中でも、最もまぶしい青春時代の夏に“親友”と“好きな人”の狭間で揺れ動く吾朗の心を丁寧に表現できればと思います。プレッシャーもありますが、たくさんの方々に愛されるキラキラした爽やかな作品になるよう精一杯頑張ります」と意気込んだ。

一方、原作には登場しないキャラクターで、謎の未来人ゾーイを演じる吉本は、「『時をかける少女』という、とても長い歴史のある作品の新たな歴史が創られようとするタイミングに参加させて頂けることがすごく嬉しいです」と語り、「私の役は原作にはない人物で、未来人のゾーイ。未来人には誰も出会ったことがないと思います。だからこそ、楽しみながらゾーイになっていきたいです」とコメント。そして、「視聴者の皆様には数年後の未来にも何かを感じて頂けるような、それこそ“時をかけて”お楽しみ頂けるような作品に出来るように精一杯頑張ります」とメッセージを送った。

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