中川家・礼二「この状況が“ナンダ”って感じ」映画『アンパンマン』でゲスト声優

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女優・波瑠がゲスト声優を務めることでも話題を集めているアニメーション映画『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』(7月2日公開)。この度、都内スタジオで行われた公開アフレコ後の取材会に、同じくゲスト声優を務めるお笑いコンビの中川家(剛、礼二)の2人が出席した。

第28弾となる本作には、おもちゃの星からやってきたお姫様・ルンダ(波瑠)と、体が大きくてやさしいロボット・ナンダ(礼二)が登場。ある日、2人は何でもおもちゃに変えられる大事な“おもちゃスティック”をどこかに落としてしまう。アンパンマンたちと広い砂漠や海の中まで探しにいくが、なかなか見つからない。そこへ、“おもちゃスティック”を狙うばいきんまんがやってきて……というストーリー。

セリフが「ナンダ」のみの難役を演じている礼二は、アフレコを振り返り「いかんせん経験がないから、監督さんの指示に従って、どれだけいい“ナンダ”が言えるか。2時間くらい録っていたんですけど、その間ナンダしか言ってない。この状況が“ナンダ”って感じでした」と、笑いを誘った。一方、海の主・ヌラを演じている剛は「低音で、普段の僕とは真逆の声をやらせていただいた」と明かし、「やっぱり難しいですね。(完成した絵が)想像できないので、それを考えると声優さんってすごいなって思います」と語った。

続いて、アンパンマンにまつわるエピソードを聞かれた2人。剛が「うちの子どもは双子だったので、アンパンマングッズを2つずつ買うっていうのが苦労しましたね」と振り返り、「大人気なので売り切れちゃっていて困りました。枕から布団から靴と、ほんとにアンパンマン一色でした」と明かした。そんな『アンパンマン』は、登場するキャラクター数がギネス世界記録に認定されるほど多い。そこで、「2人がオリジナルキャラクターを考えるなら?」ということで相談した結果、「おばちゃんマン」なるキャラクターが誕生した。礼二が「世話焼きのおばちゃんで、アンパンマンの顔が濡れるとタオルを持ってきてくれる」と語り、2人が声を合わせて「いやーん。アンパンマンやないかい! みたいな感じ」とハイタッチしながら説明すると、スタジオは爆笑に包まれた。

そして、礼二が「ぜひ、親子連れで劇場に足を運んでいただいて、大人の方は中川家が、おっさんが頑張っている姿を見ていただければ。お子さんは、いつもと同様に『アンパンマン』がパワーアップしているので、そこを楽しんでもらえればと思います」と、剛が「(作品から)勇気と希望をもらっていただければと思います。僕はヌラという役でちょっとだけ出ているので、温かく見ていただけたら」と、メッセージを送った。

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