美山加恋「悠木碧が大好き」アニメ『エンドライド』アフレコ秘話を明かす

公開:

4月2日にスタートした、日本テレビのオリジナルアニメ『エンドライド』(日本テレビほか、毎週土曜25:55~)。この度、ヒロイン・アリシア役を演じる、女優の美山加恋が取材に応じ、自身の役どころやアフレコ現場の様子、今後の見どころなどを語った。

本作では、前向きで明るい性格の15歳の少年・浅永瞬(小野賢章)が、ある日、科学者かつ実業家である父の会社で不思議な水晶を見つける。その水晶に触れた瞬間、突然世界が歪み、地球の裏側の世界「エンドラ」へと吸い込まれてしまう。一方、エンドラの城で16歳の誕生日を迎えた王子・エミリオ=ラングハイム(増田俊樹)は、現在の王・デルザイン(大塚明夫)を強く憎んでいた。王位を継げる年齢になったことで、武器を持ち、いよいよ復讐を果たそうとするが、力の差が大きいために全く歯が立たない。デルザインに捕まって投獄され、悲嘆に暮れるエミリオだったが、突然牢獄の壁が歪み、瞬が現れる。ひとりは元の世界へ帰るため、ひとりは復讐を成し遂げるため。2人の少年が「エンドラ」で掴む未来とは……。

レギュラーアニメでの声優は初挑戦となる美山は「本当に初めてのことばかりで、ずっと声優としていろんな経験を積まれてきた方々とご一緒させていただけているだけで恐縮です。まだ手応えを感じられるどころか、まだまだ足りないなと思います」とコメント。一方で「放送はリアルタイムで観るようにしていて、各話毎にみなさんの演技で勉強させていただいたことを書き留めて、アフレコに挑んでいました。なので、そういうところはちょっとずつ頑張れているかなと思うようにしています」と、研究熱心な一面を明かした。続いて、自身が演じるアリシアについては「すごく明るくて、可愛らしいヒロインという感じ。でも、主人公の瞬とエミリオがいつも喧嘩していて、ギスギスしているところに喝を入れるような、姉御的な部分もあります」と魅力を紹介し、「演じる時には、可愛い部分だけでなく、怒る時のドシッと構えている感じも意識しています」と演技のポイントを語った。

普段からアニメを視聴しているという美山だが、参考にしている声優については、これから登場するミーシャ役の悠木碧の名前を挙げ、「すごく尊敬しています。現場でご一緒させていただいた時は、ずっと見ていて、たくさん勉強させてもらいました」と明かし、「今期の出演されているアニメの中に私の好きな作品があったので、その現場のお話を聞かせていただいて、いちファンとしてお得でした(笑)」と、知られざるエピソードを紹介。

続いて、ガヤ部分が苦手だという美山は「小野賢章さんとは共演経験もあったり、アフレコの席も近かったりするので、アドリブ部分について聞いてみました。そしたら、“気合だよ、気合”と言われました(笑)」と語り、「すごく励ましてくれるので、嬉しいです」と笑顔。また、現場でのムードメーカーについて聞かれると、「やはり大塚明夫さんは大御所の方なので、いらっしゃると“オオーッ”って緊張しちゃうんですけど、実は一番お茶目というか、みんなを和ませてくれる方です」と、楽しげにアフレコを振り返った。

本編の他に、AbemaTV FRESH!にて、隔週木曜21時から放送の「美山加恋のエンドライブ!!」で生放送にチャレンジしている美山。楽しみにしていることを聞かれると、「悠木碧さんが大好きなので、共演が楽しみです。まだご本人のことを知れていないので、もっと知りたい!」と語り、「プライベートの話や学生時代の話、好きなタイプとかを聞いてみたいです。きっとみなさんも知らないんじゃないかなー」と想像を膨らませていた。

そして、アニメ『エンドライド』は今後も見逃せない展開が続く。美山は「今、みなさんの頭の中に、“これってどういうことなんだろう”って謎がいっぱいあると思うんです。放送が進むにつれて、伏線を張っていたところがハッキリしていきますし、キャラクターも多数登場します。さらに、一話毎に深く掘り下げられていって、新しい発見がたくさんあると思います。各話楽しんでいただけると思いますので、全部を観ていただいて、最後にものすごいことが起きるので、そこで“うわー!”って思っていただけたらと思います」と、見どころを語った。

PICK UP