劇場版『名探偵コナン』最新作が興収50億円超え歴代最高 シリーズ累計600億円を突破

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4月16日に公開した、シリーズ20作目となる劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』。このほど、興行収入が50億円を突破し、シリーズ史上最高を更新した。

最新作『純黒の悪夢』は、4月16日より全国359館で公開され、初日・2日間で興行収入12億1000万円、観客動員数93万5000人とロケットスタートを切った。その勢いは、留まることを知らず、3週連続で週末映画ランキング第1位を獲得。遂にシリーズ史上最高成績だった前作『業火の向日葵』(44.8億円)を上回り、興行収入50億円を突破した(5月8日時点、興行通信社調べ)。その結果、劇場版シリーズ4作連続で最高興行収入を更新し続ける快挙を達成。また、前作までの歴代作品の合計興行収入が558.2億円と、本作の興行収入によってはシリーズ累計興行収入600億円を超えるのではないかと期待がかけられている中、見事、大記録を樹立した。

さらに、本作では歴代19作品の中からどれでも1本が無料視聴できるシリアルコード付きメッセージカードを入場者にプレゼント(全国合計400万名限定)として配布するなど、シリーズ初の試みも実施。公開初日に行われたアンケート(東宝調べ)では、「非常によかった」「よかった」を合わせると満足度95.9%を獲得している。

[ストーリー]ある漆黒の夜、日本警察にスパイが侵入。イギリスの「MI6」、ドイツの「BDN」、アメリカの「CIA」など各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透(古谷徹)率いる公安が駆け付ける。スパイは車を奪って逃走。高速道路で安室とのデッドヒートを繰り広げ、他の車をも巻き込む大惨事になろうとしたその瞬間、スパイの車はFBI捜査官・赤井秀一(池田秀一)のライフル弾に撃ち抜かれ、道路の遙か下へ転落していった。翌日、東都水族館へ遊びにきていたコナンたち。リニューアルしたばかりで大盛況の水族館の目玉となる巨大観覧車の下で、コナンは、ケガをして独りたたずむ容姿端麗な女性(天海祐希)を発見する。見ると、その瞳は左右の虹彩色が異なる、通称“オッドアイ”だった。しかし、女性は自分の名前もわからないほどの記憶喪失状態で、所持していた携帯電話は壊れてしまっている。その記憶が戻るよう手助けをすることを約束したコナンたちは、そのまま一緒に過ごすことに……。

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