広瀬すず、サプライズ連発に大号泣 映画『ちはやふる』続編決定

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広瀬すず、サプライズ連発に大号泣 映画『ちはやふる』続編決定

競技かるたが題材の大人気コミックス「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した『ちはやふる』(『-上の句-』公開中、『-下の句-』4月29日公開)。この度、『-下の句-』の公開を記念して、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が行われ、主演の広瀬すずをはじめ、野村周平真剣佑上白石萌音矢本悠馬森永悠希松岡茉優が、春らしいパステルカラーの衣装で登場した。

原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数1200万部(2015年6月現在、既刊27巻)を超え、2011年に「ちはやふる」、2012年には「ちはやふる2」として、テレビアニメ化もされた大人気作品。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長が、瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。

本作で初主演を務めた広瀬は「二部作という特別な機会を頂いて、さらに原作ファンの方の中で出来上がっている綾瀬千早という女の子を演じました。正直、こんなに怖いなって思うことはなかったです」と、プレッシャーを感じていたことを告白。「その中でも、変に意識すること無く現場に行ける雰囲気を作ってくださったみんなと、同じ体温で、同じものを吸収して、出し合ってというのが不思議な感覚。お芝居なんですけど、お芝居じゃない体温を感じて、こんなにエネルギッシュに感じるものは最後なんだろうなと思いました」と、感慨深げに振り返った。

続いて、原作者の末次からサプライズの手紙が到着し、進行役の辻岡義堂アナウンサーが代読。「広瀬さんの両目が横長のスクリーンに映しだされた瞬間に、千早は広瀬さんにしか演じられないなと思いました。それは、全編を通して観る頃には、『ちはやふる』に輝く新しい千早が生まれていました。どんな場面も頑張ってくださって、ほんとうにありがとうございます」と読み上げられると、広瀬が感極まって涙をこぼす場面も。そして、辻岡アナが「このお手紙ですが、まだ2行残っているんです」と切り出し、「みなさんが演じる、新しい『ちはやふる』が、もう一度観られることを心の底から喜んでいます。次回作もよろしくお願いします」と続編の制作決定が告げられ、大歓声が巻き起こった。感想を求められた広瀬だが「もうわかんない! ちょっとどういうこと!?」と、予期せぬ嬉しい発表に大号泣。共演者とハグをするなど、喜びを分かち合っていた。

そして、広瀬が「心臓が疲れました(笑)。正直、今は全然状況がわからないんですけど……これ(『-下の句-』の舞台挨拶)で最後じゃないんですね。今日で終わっちゃうのが寂しいと思っていたので、それがすごく嬉しいです」と語り、「たくさん準備してきて、やりきりました。これからは、作品がドンドンいろんな人のところに一人歩きしていってくれると嬉しいです」とコメント。次回作に向けて、「公開されている『-上の句-』『-下の句-』を超える作品を、ここにいるみんなと作りたいと思いました。がんばります!」と意気込み、締めくくった。

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