中村俊介、“剛力彩芽いじめ”を謝罪「悪いとは思いつつも…」『ドクターカー』試写

公開:

4月7日にスタートする、読売テレビ・日本テレビ系のプラチナイト木曜ドラマ『ドクターカー』(毎週木曜23:59~)。このほど、放送に先駆けて、記者会見&第1話完成披露試写会が開催され、主演の剛力彩芽、共演の中村俊介らが登壇した。

本作では、医師が同乗して絶体絶命の患者がいる現場に赴き、その場でいち早く救命処置を行うための“ドクターカー”を題材に、とある総合病院で働く医療チームが時にぶつかり合い、時に助け合いながら患者のために奔走する姿が描かれる。剛力演じる天童一花は、救命医療の理想に燃える真っ直ぐな若き新人ドクターで、想像力豊かな女性。結成されたばかりのドクターカーの医療チームに配属され、毎回試練の連続の中で、患者の命を救うため日々奮闘する。そんな一花の前に立ちはだかるのが、中村演じる、理事長の1人息子でドクターカー責任者の朝城勇介。ドクターカーを金のかかるガラクタと考える勇介は、未熟な一花を利用して、ドクターカーがいかに非生産的かを実証して廃止に持ち込もうと企む。さらに、医療チームのメンバーたちも勇介に隷従しており、四面楚歌の一花。そんな中で、患者の命を救うために全力を尽くしていく一花の医者として成長する姿が、大きな見どころになっている。

本作で初の医者&母親役に挑戦する剛力は、「初めてのことばかりで、毎回緊張しながらやっています。一花は私よりも少し年齢が上な設定なので、少しでも大人っぽく、子どもっぽく見えないようにしないといけないなと思ってます。ただ、お母さんとして、ある程度それらしく見えたらいいな」と語った。

一方、一花の上司である勇介を演じる中村は、「(僕は)ほんとはいい子なんですけど、役の中ではいじめっ子ということでがんばっています」と冗談めかして笑いを誘い、「勇介は少し屈折している。(一花のような)こういうがんばる人とかじゃなくて、お金になる仕事をやるのがモットーです」と役柄を説明。さらに、一花をいじめ抜くことについては「いやぁ、楽しいんですよね(笑)。突き飛ばしたり、掴みあげたり、振り払ったり、それはそれは……。あの剛力彩芽を突き飛ばしたりできる機会なんてなかなかないので、相当やっちゃってます(笑)」と楽しんでいることを告白。続けて、「いつも“剛力さんには悪いなぁ”とは思いつつも、ガツンと思いっきりやっちゃっているので、この場を借りて……いつもすみません!」と謝罪すると、剛力も「とんでもないです。やってください」と受け入れていた。

そして、剛力が「ドクターカーという存在を、一人でも多くの方に知っていただけたらと思います。登場人物は一癖も二癖もあるキャラクターばかりですが、一人ひとりの思いを丁寧に描いていっているので、共感していただける部分も多いと思います。医療としてもドキドキハラハラな部分があったり、家族のほんわかするような愛だったり、人間の思いがギュッと詰まった作品になっていますので、ぜひご覧ください」と、作品の魅力をアピールした。

会見には、剛力、中村のほか、笛木優子、内藤理沙、横山歩、東ちづる、かたせ梨乃が出席した。

PICK UP