箱根駅伝を盛り上げた青山学院、東洋大のランナーも『東京マラソン』に参戦

公開: 更新:

2月28日に開催の『東京マラソン2016』は、10回目を迎える記念大会。日本テレビ系で朝9時から生中継される今大会は、名実ともに世界のトップクラスの実力者たちが集結した。

その安定した走りからメジャー各大会からも引っ張りだこのエマニュエル・ムタイ(ケニア)は、2時間3分13秒という記録を持つ実力者。さらに、2014年大会優勝者のディクソン・チュンバ(ケニア)、昨年この東京で自己記録を更新したロンドンオリンピックチャンピオンのスティーブン・キプロティチ(ウガンダ)、2時間4分台後半の記録を持つフェイサ・リレサ(エチオピア)といった、層の厚い海外招待選手たちが集まった。

そんな中、日本人選手もリオ五輪代表の座をかけて、熱い戦いを繰り広げていく。昨年8月の世界選手権マラソン代表に選ばれながらも7月末に髄膜炎を患い、出場を断念した今井正人(トヨタ自動車九州)が出場。さらに、出岐雄大(中国電力)、宇賀地強と山本浩之(コニカミノルタ)、佐野広明(Honda)、松村康平(三菱・日立パワーシステムズ)など、いずれも負けず劣らずの実力者たち。ダークホースとして、フルマラソン初出場の村山謙太(旭化成)も登場。さらに、ベテランの藤原新(ミキハウス)がどんなレース展開を見せるのかにも注目が集まっている。

そして、箱根駅伝を沸かせた学生ランナーたちも登場。東洋大の服部勇馬、青山学院の一色恭志、下田裕太など、2020年東京オリンピックを目指す次世代の選手たちの走りにも期待がかかる。

PICK UP