岡田将生「恋ができて本当によかった」新垣結衣主演『掟上今日子』がクランクアップ

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西尾維新の小説を実写化した日本テレビ系のドラマ『掟上今日子の備忘録』(毎週土曜21:00~)。12月12日に最終回を迎える本作の撮影がクランクアップし、主人公・掟上今日子を演じる新垣結衣、その相手役・隠館厄介を演じる岡田将生がコメントを寄せた。

主人公の掟上今日子は、寝てしまうと記憶が1日ごとにリセットされるため、忘れてはいけない大事なことは、常にマジックで体に書いているという異色の探偵。そんな彼女に惚れてしまったのが、何故かいつも犯人に間違われては探偵のお世話になる“史上最も運が悪い男”厄介。毎回起こる不思議な事件を今日子が1日で解決する謎解きミステリーと、どんなに近づいても“思い出”が残らない今日子と厄介の切ない恋模様が描かれる。

新垣は「第9話でこれまでの掟上今日子とは若干違う展開になったのですが、最終回では、きっとみなさんに納得してもらえるような結末になってると思います。ぜひお楽しみにしていてください」とコメント。一方の岡田は「厄介として、今日子さんに恋ができて本当に良かったです。最終回まで駆け抜けてきて、最後までスタッフ、キャストの息があって撮影に臨めて、集中できたことは、いい三ヶ月間だったと思っています」と振り返った。

第9話では、今日子の白髪が黒髪になったり、徐々に今日子の過去が判明したりと、多くの新事実が登場した。そんな中、いよいよ最終回を迎えるが、物語は一体どんな結末を迎えるのか。最後まで見逃せない展開が続きそうだ。

[最終話あらすじ]今日子が姿を消して以来、厄介は彼女を探し続けていた。10日目に、デートの約束をしていた映画館の前で黒髪になった今日子を見つける。しかし、厄介が声をかけても、今日子は“掟上今日子”という名前も忘れており、厄介を冷たくあしらって去っていく。厄介は今日子の後を追うが、途中で見失ってしまう。翌日、同じ場所で今日子の姿を見つけ、声を掛けようとすると厄介の前に、澤野(要潤)が立ちはだかる。今日子は、いまは澤野の妻・里美として暮らしているという。二人は昔出会って結婚までしたが、彼女が突然いなくなってしまい、何年も探していたのだと聞かされる厄介。里美と呼ばれる今日子は、澤野に守られて穏やかな暮らしをしているようだった。厄介は今日子の幸せを壊したくないと思い、彼女に別れを告げる。一方、「サンドグラス」は、閉鎖の危機に。スポンサーだった大金持ちの態条が亡くなったため、法郎(及川光博)は経営を続けていくのは難しいと考えていた。それは、同時に“探偵・掟上今日子”の居場所が無くなることも意味する。態条の死のタイミングで今日子が失踪し、夫という男まで現れた。今日子の過去と態条の死には何か関係があるのか。厄介は、今日子を忘れようとするものの、忘れられない。そんな中、刑事の遠浅(工藤俊作)が厄介を訪ねてくる。厄介は遠浅から、4年前に今日子が解決した殺人事件に澤野が関わっていたことを知らされ……。

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