Flower鷲尾玲奈「初めての経験でドキドキした」『金田一少年』で声優初挑戦

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ダンス&ボーカルユニットFlowerの鷲尾伶菜が、10月3日(土)から新シリーズがスタートする連続テレビアニメ『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』(読売テレビ・日本テレビ系、17:30~)で声優に初挑戦。1日に行われたアフレコ収録後に、メインキャスト陣とともに取材に応じた。

原作は、推理漫画の先駆けとして1992年から2001年まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された「金田一少年の事件簿」(原作・天樹征丸、作画・さとうふみや)。普段は冴えない高校生だが、事件が起きると名探偵だった祖父譲りの推理力を発揮する金田一一(はじめ)が主人公。はじめは幼馴染みの七瀬美雪、仲の良い剣持警部、ライバルの明智警視らとともに、抜群の推理力で難事件を解決していく。

鷲尾は、10月31日、11月7日に放送される「血溜之間殺人事件」前後編で登場する、囲碁部のエースでクールな女子高生・天元花織を演じている。大のアニメ好きだという鷲尾は「小さい頃から有名なアニメだったし、家族でよく見ていたので、このお話を頂いた時は信じられない気持ちでした」と喜びを語った。「初めての経験だったので、すごくドキドキしながらやらせて頂いたんですけど、皆さんが声をかけて下さったり、アドバイスして下さったりしたので、リラックスしてできたと思います。やっぱり皆さんは声量がすごくて、自分はまだまだだなと思いました」と、初アフレコを振り返った。

また、今回のエンディングテーマは、Flowerの新曲「瞳の奥の銀河(ミルキーウェイ)」に決定。鷲尾は「『金田一少年の事件簿R』のミステリアスなイメージとリンクした部分もあって、謎めいた彼に恋する女性の一途な気持ちを歌っています。“あなたの瞳には何が映っているだろう”って歌詞だったり、事件って言葉が出てきたりするので、そういう所にも注目してほしいなと思います。美雪とはじめの間柄を意識して歌った所もあるので気付いて頂けると嬉しいです」と、楽曲に込められた思いを明かした。

この日は、金田一一役の松野太紀、七瀬美雪役の中川亜紀子、剣持勇役の小杉十郎太も出席。放送開始から18年に渡って役を演じており、それぞれ強い思い入れがあるという。松野は「(はじめは)2.5枚目というか、3.5枚目というか、本当に心やさしい少年だと思っています。とにかくそこだけを忘れずに。事件が起こって犯人は悪いことをしてしまうんですが、その犯人に対しても思いやりというものがある。そこを大切にしていかないとはじめちゃんに怒られるんじゃないかなって思います」と、主人公の魅力を語る。一方、中川は「はじめちゃんが大好きという気持ちを一番大事に。付き合ってもいないですけど、はじめちゃんがちょっとでも他の女の子に目がいったりすると、ストレートにヤキモチを焼く所が美雪の一番かわいい所。なかなかできることではないと思うんです。そこは愛すべき所だと思います」とコメント。小杉は「剣持は本当に親友といいますか、すごく良い人ですよ。これからも剣持とずっと付き合っていきたい」と、キャラクターがまるで実在する人物かのように語り、愛着をアピールしていた。

そして、松野が「リターンズとなって2回目ですが、今回の方がかなり大作ぞろい。オリジナルストーリーをやったり、明智警視のスピンオフもアニメで初めて取り上げたりします。前回はおもしろエピソードもあったと思うんですけど、今回は“これぞ金田一”というミステリアスな作品が揃っています。実力のあるキャストも揃っているので、より厚みのある作品になっていると思います」と見どころを語ると、諏訪道彦プロデューサーも「いろんな条件があるんですが、簡単に言うと昨年(前作)は春と夏の事件。今回は2クール以降わかりませんけど、秋と冬の事件をきちっとやる。ミステリーは秋と冬が合う。だから大作が並んでいる」と、ラインナップに自信を覗かせていた。

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