桂歌丸「あと50年は自分で司会をやるつもり」2ヶ月ぶりの『笑点』復帰

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病気療養のため休業していた落語家の桂歌丸が8日、司会を務める長寿番組『笑点』(日本テレビ系、毎週日曜17:30~)の収録(9月13日放送分)で仕事復帰。「あと50年は自分で司会をやるつもりですので、ひとつお付き合いのほど、よろしくお願い致します」と力強く語った。

5月末から体調を崩していたという歌丸は、6月4日に腸閉塞のため入院。20日の収録分から同番組を欠席していたが、この度、無事に司会に復帰した。観客に混じって登場する冒頭のあいさつで、歌丸は「腸閉塞という病気で2カ月間入院をさせられまして、全快とまではいきませんが、どうにかよくなりました」と現在の体調を報告した。

大喜利コーナーでは、それぞれが歌丸の復帰を喜ぶ中、三遊亭円楽が「男ってもんはグズグズ言うもんじゃない。私はハッキリ言いますよ。歌丸師匠の復帰ですか、チッ」「政治家と歌丸の入院、嘘ばっかり」など、おなじみの毒舌で笑わせる“歌丸イジリ”を連発。すると、歌丸も「“もう大丈夫、大丈夫”と言いながら入退院を繰り返す私はオオカミ少年」とユーモアたっぷりに応じていた。

収録後、笑点メンバーとともに囲み取材に応じた歌丸。現在は普通の食事をとっており、「今朝、目方をはかったら(入院時の)34キロから40キロになっていました」と回復ぶりをアピール。続けて、「『笑点』が来年の5月で50周年。第1回目から出ているので、絶対にやりたいと。そのために治してくれと(医者にお願いした)。噺家になってもちょうど65年になるので、『笑点』と自分の噺家生活と、まだまだ“芸”への欲も持っています」と、力を込め、「先代の円楽さんや談志さんに言っておきます。当分はそっちへは行けません、待っていてください」と『笑点』の歴代司会者たちに呼びかけ、司会続投の決意を明かした。

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