西島秀俊、日本映画への決意を表明「これからも身を捧げたい」

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2021年に公開された日本映画の中から優秀な作品を表彰する『第45回日本アカデミー賞授賞式』(日本テレビ系)が、3月11日に放送。俳優の西島秀俊が最優秀主演男優賞に選ばれ、映画のスタッフとキャストに感謝の言葉を伝えた。

濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』で主演を務めた西島は、佐藤健菅田将暉松坂桃李役所広司と並んで優秀主演男優賞に選出。一昨年に映画で共演している司会の長澤まさみから、「ご飯を食べる時間がもったいないから、映画館におにぎりを持って行くって聞いたことがあるくらい映画が好きだという印象があって」と伝えられると、「僕、仕事がない時期長かったんで。でも、そういう人けっこういますから。おにぎり持って劇場にいる人」と返していた。

そんな西島が、5人の中から最優秀主演男優賞に選ばれ、壇上では喜びのスピーチ。まずは濱口監督を筆頭にスタッフやキャストに感謝を伝え、「この賞はみんなで獲った賞だと思っています」と言葉に力を込めた。

さらに、新型コロナウイルス感染症や、この日が発生から11年目となる東日本大震災などに触れ、「人とのつながり、魂の再生の物語が、今日こうやって賞をいただいたということは、何か大きな意味があるのではないかと思っています」とコメント。「これからも人生、それから人に寄り添う、希望を持つような素晴らしい作品に参加したいと思っています。日本映画のためにこれからも身を捧げたいと思っています」と決意を新たにした。

主演を務めるドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)が最終話を迎えたばかりの西島だが、2022年は主演の公開待機作がまだまだ控えており、ネット上では「素敵な作品期待しています」「今後がますます楽しみ」「これからも応援しています」などの声が寄せられた。

TVerでは、授賞式の他にも、授賞式直前に行われた俳優陣へのインタビューや、レッドカーペットの模様、各賞の受賞者が出演したテレビドラマなども配信されている。

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