仲野太賀の“ゆとりモンスター”ぶりに注目『ゆとりですがなにか』がTVerで配信中!

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岡田将生が主演を務め、松坂桃李柳楽優弥と共演したドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系、2016年)が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。

現在TVerでは3月1日より「TVerフェス!SPRING2022」と題し、放送局の壁を超え、100本以上のタイトルが集結した「春の特選ドラマ100本!」が開催中。すべて無料で楽しむことができる。

本作は、宮藤官九郎が脚本を手掛けたオリジナル社会派コメディドラマ。野心も競争意識も協調性もない「ゆとり世代」と呼ばれるアラサー男子3人が、あがきながらも懸命に世の中と向き合う姿を描く。

食品会社勤務7年目の坂間正和(岡田)は、なんでも相談に乗ってくれるという触れ込みの“レンタルおじさん”こと麻生巌(吉田鋼太郎)を通じて、小学校教師の山路一豊(松坂)と出会う。共にゆとり第一世代の2人は、それぞれが鬱憤を抱えていた。

正和は、入社2年目で自分よりも“ゆとり”な後輩・山岸ひろむ(仲野太賀)に手を焼いている上に、成績不振で本社から系列の居酒屋に出向を命じられる。山路は教頭と保護者の板挟みに遭い、さらに教育実習生の佐倉悦子(吉岡里帆)の面倒も見なければならなかった。

ある日、意気投合した2人は路上で客引きの道上まりぶ(柳楽)に騙され、ぼったくりバーに入ってしまう。助けてくれたのは、正和の恋人で同期の宮下茜(安藤サクラ)だった。茜は出世して正和の店を担当するエリアマネージャーになっており、正和とは不安定な関係が続いていた。

そんな中、山岸の受注ミスが原因で、正和が営業時代から懇意にしていた取引先に迷惑をかけてしまう。「やっちゃいました?」と、いつものゆとりっぷりを発揮する山岸に対し、ついに正和の堪忍袋の緒が切れる。

正和を軸としたテンポ感のあるストーリーはもちろん、ドラマをより面白くしているのは、やはり豪華キャストの存在だ。メインの3人の他、吉田、安藤、吉岡、仲野と、主演級のキャストが脇を固めており、それぞれがクセのあるキャラクターを好演。特に仲野は、当時すでに頭角を現していたが、本作で演じた山岸の“ゆとりモンスター”ぶりで注目度が上昇。話数を重ねるごとに変化する山岸と正和の関係性にも注目だ。

また、SPドラマ『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』(2017年)が3月24日(金)より配信される。

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