北村匠海、日英共同企画SPドラマ『名探偵ステイホームズ』で主演

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北村匠海が、4月3日&4月10日(日)に放送される日英共同企画 スペシャルドラマ『名探偵ステイホームズ』(日本テレビ系) で、地上波ドラマ初主演を務めることがわかった。

同ドラマは、実家の子供部屋から出ない“子供部屋おじさん”が、人並み外れた検索能力を駆使してネット探偵となり、部屋から一歩も出ずに事件を解決するサスペンスコメディ。企画はイギリスのプロデューサーと共同開発で、海外の続編も期待されるスペシャルドラマとなっている。

相田アタル(北村)は、母・恵美と実家で二人暮らし。いまだに小さい頃から使っている子供部屋に住む、子供部屋おじさんである。幼少期から潔癖症で外に出るのが大嫌い、ひねくれ者でコミュ力も著しく低い彼は、コロナの影響で在宅勤務が推奨され、「ステイホーム」を満喫していたが、ある日、態度が悪いことが原因でクビになり、収入ゼロの危機に。ムシャクシャしてネットサーフィンをしていたところ、推しのアイドルの不倫に気づき、ネット上で推理を繰り広げ、名探偵のごとく不倫を暴いてしまう。

すると、ネット上でまるで英雄のように称賛され、鼻高々。調子に乗って悪口やら誹謗中傷やら書き込んでいたら、名誉毀損罪で告訴されることに。そんな彼の元へ警視庁の刑事がやってきて言う。「君の検索能力を買って頼みがある。協力してくれたら告訴を帳消しにしよう」。それは、ある難事件の捜査依頼だった――。

2020年6月、コロナ禍の緊急事態宣言中に、日本テレビでは『ダブルブッキング』というスペシャルドラマを制作。一見コメディと思わせ、後半からサスペンスに変貌していくスリリングな展開と、PC画面を全体的に使った大胆な映像構成は、気鋭の脚本家・森ハヤシとバラエティ番組出身の演出家・水野格のタッグにより生まれ、「こんな時代だからこそ生まれた新しい表現様式」と国内外で高く評価された。

この「ダブルブッキング」への注目をきっかけに、イギリスの制作会社Envision Entertainment社と日本テレビの同じチームで、ドラマ企画の共同制作プロジェクトがスタート。脚本案の構想などイギリスとのやり取りは全てリモート会議やメールという方法でコロナ禍でもプロジェクトを進め、今回『名探偵ステイホームズ』の制作・放送に繋がった。今後、海外を舞台に各国の“在宅探偵”を主人公にした続編も計画されている。

<北村匠海 コメント>

イギリスとの共同開発ドラマと聞いて、規模感が全く想像できませんでしたが、今回は世界へ発信するという企画のお話を頂けて嬉しいです。日本のTVドラマが海外へ繋がって行く、というワクワク感があります。日本から始まってイギリスへバトンを渡すので、気合が入ります! 日本っぽいコメディ要素やハラハラ感が漂う、日常を彩ってくれる作品です。個性豊かなキャラクターの世界にどっぷり浸って頂き、ご一緒に推理して、同じ空間を味わって頂ければと思います。

――アタルのキャラクターについて。

えげつないですね(笑)。このサーチング能力! アタルは芸能人のSNSでの何気ない一言や、身につけている物から真実をみつけるのですが、自分はどちらかというと暴かれる側の立場ですので……気を付けようと思いました(笑)。

――演じてみて思ったことは?

日本の芝居の良さがすごく詰まっている作品なので、これがイギリス版になった時に、どういう風になるのだろう、という事も想像しながら演じました。モニター越しでのリモート撮影など、今回挑戦的な事もあるので、視聴者の皆さんも新しいドラマ体験ができると思います。ぜひ楽しみにしていて下さい!

<脚本・森ハヤシ コメント>
ほぼ家から出ないで作った『ダブルブッキング』という作品が、イギリスの制作会社の目に止まり、ほぼ家から出ないで脚本を共同開発して、できた作品です。しかも主人公は、ほぼ家から出ません。ほぼ家から出ないで、お楽しみ頂けるとありがたいです。

<演出・水野格(日本テレビ 情報・制作局)コメント>
この作品は、意外とステイホーム生活を満喫してる人が僕の周りにいた事から思いつきました。主人公は小さな自分の部屋から世界を巻き込む大事件と向き合う。世界が遠隔で繋がった今だからこそ生まれた作品です。劇中、色んな手がかりが隠されてますので主人公と一緒に推理して楽しんでください!

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