『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00〜)総集編が1月15日に放送された。過去に出演した星野源の「表現者の孤独」をめぐる言葉に、SNS上では「深い」「じーんときた」との声が上がった。
今回の総集編は「アーティストの意外な本音SP!」と題し、星野のほかに、Official髭男dism(藤原聡、小笹大輔、楢崎誠、松浦匡希)、YOASOBI(Ayase、ikura)が登場した。
「小さい頃から、みんなが『こうだ』って思うことに対して『俺はこうなんだけどな』と思うことがスゴく多くて」と星野。「仲間に入りたいと思って頑張るけど、頑張ってもあぶれちゃう」という孤独さを感じていたが、中学生時代に作曲を始め、出来上がった作品を「めちゃくちゃいいじゃん!」と友人に絶賛されたことを機に考えが変わったという。
「自分と他人の間にスゴい深い川が流れてんなって思ってたんですけど、自分がなにか表現をすることによって橋ができる経験を何度もして……」と星野。「一部の人が喜んでくれればいいというより、自分が好きなものとか、自分はこれが大事なんだというものをなるべくいろんな人に伝えることによって、世の中自体が動いたらいいな」と語る。
「ものスゴい人たちが感情をこっちに向けてくれることが支えになるタイプだと思うんだよね」と、自身と星野の“共通点”を語るマツコ・デラックス。星野は「人に頼らないようにしてるとか、自分1人で生きてるんだと思われるかもしれないんですけど……」と前置きしつつ、「孤独なんですけど、孤独って人がいないとできないんですよね」と語り、マツコも「本当にそうです」と深くうなずいていた。
星野の言葉に、SNS上では「大変深い」「心に刺さる」「そう考えると少し肩の荷がおりた」と、共感の声が上がっていた。
次回1月22日放送では、話題のメタバース(仮想空間)クリエーターと中継をつなぐ。