佐藤健演じる高校生と前田敦子“ロボット”らの群像劇『Q10』TVerで配信中

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佐藤健が主演を務めた連続ドラマ『Q10』(日本テレビ系、2010年)が、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」にて期間限定で配信されている。

現在TVerでは12月10日より「TVerフェス!WINTER2021」と題し、放送局の壁を超え、100本以上のタイトルが集結した「冬の贅沢ドラマ100本」に加え、「高畑充希ドラマ特集」「浜辺美波ドラマ特集」「バラエティ傑作選」「人気10番組スピンオフ特集」「アニメ大特集」など、各ジャンルから選りすぐりの約200タイトルを強力ラインナップ。すべて無料で楽しむことができる。

佐藤にとって、ゴールデンタイム放送の連続ドラマ初主演となった本ドラマは、高校を舞台としたSFファンタジー。佐藤演じる高校3年生の深井平太と、前田敦子演じる謎の人型ロボット「Q10(キュート)」との奇妙な学園生活を中心に、さまざまな登場人物の群像劇が繰り広げられる。

いつものように高校へ登校中、理科準備室の窓にもたれかかる奇妙な人影を見つけた平太。好奇心から部屋をのぞくと、そこにはひとり眠る少女の姿があった。足の裏には「Q10」という謎の記号が。半開きになった口に平太がそっと指を差し込むと、少女の奥歯にあったスイッチが起動。少女はゆっくり目を開けて動き出し、「ワタシノナマエはQ10(キュート)」と機械のような声で自己紹介する。

その後、Q10は平太の指を自分の奥歯に突っ込んで「認証」すると、無表情で学校の中を徘徊。大パニックの生徒らは必死にドアを押さえて防御するが、Q10は両手でいとも簡単にドアを破壊。平太のもとへ歩み寄り、なぜか両手を広げてしがみつくとそのまま離れず、困り果てた平太はQ10を背負ったまま校長室を訪れる。

道端でQ10を拾った張本人である校長の岸本路郎(小野武彦)と、平太の担任教師の小川訪(田中裕二爆笑問題)、そしてQ10がロボットであることを見抜いた工学博士・柳栗子(薬師丸ひろ子)らは、事態が明るみに出ることを恐れ、Q10を転校生「久戸花恋(きゅうと・かれん)」として平太のクラスへ“入学”させることに。かくして平太とQ10の奇妙な学園生活は幕を開けるのだが……。

主人公・平太を演じる佐藤のまっすぐな演技、そしてなにより前田の“ロボット”演技がクセになる本作。コメディかと思いきやシリアスなストーリー展開があるなど、見応え十分。平太の高校のクラスメイトとして登場する高畑充希、賀来賢人柄本時生福田麻由子蓮佛美沙子らにも注目だ。

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