井上真央“佐倉”、教師時代の仄暗い過去に「心痛い」

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柳楽優弥が主演を務める土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第9話が、12月11日に放送。ネット上では、黒木蔵人(柳楽)が見せたある表情に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

中学受験の実態をリアルに描いた人気マンガを実写化した本作。中学受験から見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込んでいく人生攻略ドラマ。

中学受験まで残りわずか。黒木は、生徒に寄り添う行動をした佐倉麻衣(井上真央)に声をかけた。勉強や試験をやるのは親ではなく、あくまで生徒。合格に必要なのは“本人の意思”だ。それは人生も同じこと。本人の意思なくして、新たな一歩を歩み出すことはできない……。

そんな話をしていると、佐倉はふと教師時代のことを思い出す。あのときは、生徒のため、と思ってやったことが反感を買ってしまった。そうやって、いつも子供のことを考えているつもりなのに、うまくいかず失敗することもある。だからこそ、完璧な黒木がすごいと絶賛した。

しかし「私は何もわかっていません」と黒木。名門塾「ルトワック」にいた頃、優秀な生徒たちを1つでも偏差値の高い学校に送り込むことが子供たちの幸せだと信じ、自分の使命だと思っていた。しかし、無理をさせて難関中学に合格させた卒業生が、結局学力の高さについていけず不登校に。それをきっかけに家族がバラバラになった。

「私は合格後の生徒の人生を想像できていなかった。子供にとって良かれと思ったことが、その子の人生を潰してしまったんです」。教壇に立つのが怖くなったが、それでも、この仕事の本質とは、学びとは何なのかを知りたいと黒木。スターフィッシュや桜花でそれを探しているという。

大晦日。生徒たちを送り出し講師陣たちも帰路へ。黒木は1人で仕事。最後に残った佐倉が「冷蔵庫に天ぷらそばが入ってますので、よければ温めて食べてください」と声をかけて帰ろうとすると、黒木は「ごちそうさまです。良いお年を」と返した。

夜遅くまで残り、塾で年越しをした黒木。髪はボサボサ、机には食べたそばも……。目を覚ますと、朝日に向かってふと笑みをこぼした。

ネット上では、不意打ちのオフ黒木に「ヤバすぎた」「ビジュ良すぎる」「色っぽい」との声が。佐倉の過去には「仄暗い」「心痛い」​​との反応があった。

最終話は12月18日に放送。生徒たちはそれぞれの思いを胸に受験会場へ向​​かう。

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