西島秀俊が主演を務める『真犯人フラグ』（日本テレビ系、毎週日曜22:30～）の第8話が、12月5日に放送。SNS上では『あなたの番です 劇場版』（12月10日公開）の手塚翔太（田中圭）が、相良凌介（西島）にハグを要求する姿に「愛おしすぎる」とのコメントがあった（以下、ネタバレが含まれます）。
同番組は、企画・原案の秋元康と『あなたの番です』制作スタッフが手掛ける、2021年10月・2022年1月期2クール連続の完全オリジナル新作ミステリー。
日野渉（迫田孝也）の店「至上の時」に翔太と手塚菜奈（原田知世）がやってきた。彼らも「炊飯器失踪事件」に興味津々だ。2人は、世間で噂になっている犯人＝凌介説を一蹴。翔太は「真実はいつもオランウータンだからね」と述べつつ「（犯人は）もっとも意外な人物……」と日野を見つめた。
そこに凌介がやってきた。翔太は思わず「炊飯器旦那さん！ ファンなんです。ハグさせてください」と彼の目の前に。菜奈も寄り添いつつ、凌介が本当に家族を愛しているのが伝わって夫が感動したのだと紹介した。
「僕も菜奈ちゃん大好き人間なのでわかります。炊飯器さんは僕と同じです。菜奈ちゃんにも、ちょっとだけ秘密があったんですけど、ドカンと乗り越えました！」と翔太。凌介が「そうだったんですか」と返すと、翔太はハグをし「愛さえあればどうにかなります。絶対に諦めないでください！」とポジティブな言葉をかけた。凌介も「はい」と返事をしつつ、抱きしめ返していた。
SNS上では、『あな番』主人公の翔太と『真犯人フラグ』主人公の凌介のハグに大興奮。「可愛らしくて微笑ましくて」「愛おしすぎる」「ありがたみがすごかった」とのコメントがあった。
次回は12月12日に放送。ついに家族との衝撃の再会。あの危険人物の正体が判明する。
＜第8話 考察メモ＞
SNS上で盛り上がっている考察の数々……。こちらでは、特に話題になった第8話の注目シーンを紹介していこう。
■1：「ユニフォーム発注の意味」（35分4秒頃）
サッカー部のコーチ・山田元哉（柿澤勇人）が10番のユニフォームを発注。それは凌介の息子・篤斗（小林優仁）の番号であり、冷凍死体が着ていたものでもある。彼は菱田朋子（桜井ユキ）にユニフォームが届いたことを報告（36分26秒）。「どう言い訳すればいいのか分からないです。隠しきれない」という彼に、朋子はキスで口止めした。SNS上では「何に使うの？」「2人の関係は？」との声がある。
■2：「シチハゴジュウロク（7×8＝56？）」（39分23秒頃）
二宮瑞穂（芳根京子）が何者かに襲われたが、橘一星（佐野勇斗）が助けにきて難を逃れた。そのとき犯人は「シチハゴジュウロク」とつぶやいている。シチハゴジュウロクは単純に考えれば「7×8＝56」だ。SNS上でも「56はころすの略？」「（物語上に出てきた）同窓会名簿の56番目の人？」の書き込みが。さらに、番組コメンテーターで凌介のことを一方的に知っているという雫石千春（小松利昌）＝シズクイシチハルの名前の中にも“シチハ”があるとの指摘があるが……。
■3：「金魚鉢女性の正体」（40分50秒頃）
宗教団体の長（？）にスマホを献上する謎の女性は、おそらく金魚鉢の女性だろう。彼女のスマホには「充さん」から何度もメッセージが入っていた。相手の声は、凌介を追っていた中村充（前野朋哉）で確定。彼は「2人で話そう」「電話に出てほしい」と問いかけている。その中には「交差点であの人押したの見たぞ」とのメッセージも……。これは、第5話で凌介が突き飛ばされた件のことを言っているのだろう。SNS上では、金魚鉢の女性は、何かと瑞穂に怪しい商品を送ろうとする亀田運輸のクレーマー・バタコさんではないかと推理されている。
