加藤シゲアキ、“オフ黒木”人気で「僕のファンが減っていく…」

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柳楽優弥加藤シゲアキNEWS)が、土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の11月13日の第5話放送前に囲み取材に応じ、お互いの印象や後半の見どころを語った。

中学受験の実態をリアルに描いた人気マンガを実写化した本作。中学受験をリアルに描き、そこから見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会の様々な問題に切り込んでいく。柳楽が、業界最大手の名門中学受験塾「ルトワック」から業績不振の中堅塾「桜花ゼミナール」に校長として迎えられた、最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人、加藤が「ルトワック」のトップ講師で、元先輩の黒木が移籍した真意や本当の目的を探るため様々に動き、黒木に揺さぶりをかける灰谷純を演じている。

4話まで放送されたが、柳楽は7年ぶりの主演ということで「いろいろな方からメールをもらって。『見てるよ』って言ってくれる人が多くてうれしいですね」とニッコリ。

一方、加藤は「周りは『灰谷のストーカーぶりがすごいね、ちょっと引くわ』って感じになっていて。また、ファンの人が僕目当てで見ていたのに、“オフ黒木”がかっこいいってなってる人が多くて。僕のファンが減っていく危機感があります」と苦笑いしながら明かし、「それくらいギャップがいいですよね」と黒木の魅力について言及。

それを受けて、柳楽は「すごくうれしいです。ありがたいです」と照れ笑いするも、「僕のファンの方も『シゲさんの知的な雰囲気に惹かれた』と言ってました」と報告すると、加藤は「お互いそんな感じなんですね」と笑顔を見せていた。

お互いの芝居の印象を聞かれると、柳楽は加藤について「本当に頭がいい方。実際に中学受験をされていて、その話を聞いてると、説得力がありますね。台詞の言い回しも難しいのにずっと聞いていられて、お芝居がやりやすいです」と賛辞。一方、加藤は「(柳楽さんが)黒木としてその場にいるから、灰谷としても台詞が言いやすいですね。本当に振り向いてくれない感じがストーキングしがいがある」と思いを語った。

また、「共演してみて意外だった一面は?」と言う質問も。加藤は「こんなに丁寧な方だとは思ってなかったですね。すごくしっかりされていて、現場に穏やかな風をいれてくださいますね」と明かすと、柳楽は「うれしいです」としみじみ。

一方、柳楽は加藤について「釣りがお好きなんですけど、釣った魚の写真を見せてくれて。『釣りたい魚は全部釣った』っておっしゃてたんですけど、それがかっこよくて、プロデューサーさんがどっかでその言葉使いたいって言ってましたね」と口にし、加藤は爆笑。また、柳楽は「それは面白いです。そんなところが好きです」と満面の笑みで明かしていた。

現場ではアウトドアの話をすることが多いそうで、柳楽は「僕も釣りにはまっているので、どっかで一緒に行きたいなと思える人ですね」とはにかむと、加藤も「釣りって、ちょっとかじって辞めちゃう人も多いから、芸能界の釣り人口を増やしたくて。柳楽さんにはそこをもっと盛り上げてほしいです」と期待を。

また、加藤が柳楽に「台本を見ないよね? 余裕で台詞入る人なんだなと思った。すごいなと」と語りかけると、柳楽は「全然余裕じゃないですよ。ひたすら練習してます」と苦笑いしていた。

5話以降は、黒木と灰谷の関係性も見えてくるそうで、柳楽は「灰谷が黒木をなぜストーキングするのか、黒木が異動した理由などが楽しめます。子供たちが合格するのか、しないのかはそうですし、佐倉先生(井上真央)や灰谷先生とどういう関係性になっていくのか楽しみにしていてほしいです」とアピール。

加藤は「これまで異様に黒木に執着してきた灰谷の思惑と、それに対する黒木のなぜなのかというものがだんだん明るみになっていきます。その上でどういう関係になるのかは、子供たちの受験の行方とともにもう一つの側面として楽しめると思います」と呼びかけていた。

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