荒牧慶彦&和田雅成、​​“エモい”コンビ結成に「推しの笑顔が尊い」

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荒牧慶彦が主演を務めるドラマ『あいつが上手で下手が僕で』(日本テレビ、毎週水曜24:59〜/読売テレビ、毎週土曜24:58〜)の初回が10月6日に放送。ネット上では、ラストシーンの笑顔に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

お笑い界という大海原に揉まれ、マストが折れ、漂流した者が最後に辿りつく場所「湘南劇場」が物語の舞台。「島流し」と揶揄される絶体絶命絶望手前の状況で、相方や仲間たちと劇場の脱出を目指し奮闘する芸人青春群像劇。

財布を盗んだという濡れ衣を着せられたピン芸人・時浦可偉(荒牧)​​は、リストラ寸前の芸人が集うライブハウス「湘南劇場」へ島流しにあった。劇場の客は2人。楽屋では、蛇谷明日馬(鳥越裕貴)​​と島世紀(和田雅成)がカードゲームで金をかけているし、島の元相方・鳴宮良(崎山つばさ)がやってくると、ピリピリムードになって掴み合いになるし、最悪だ……。​​

鳴宮良(崎山つばさ)、島世紀(和田雅成)
鳴宮良(崎山つばさ)、島世紀(和田雅成)

すぐに出番がやってきた。“マジか。この流れでネタをやんのか。心構えゼロだよ!”。時浦はピン芸を披露するが、2人の客にまったくウケる気配がない。“地獄だ。ここはこの世の地獄だ!”と感じる時浦のネタを笑顔で見つめる人物がいた。島だ。

時浦が引退を考えるまで落ち込んでいると、島が「お前のネタおもろいな」と声をかけてきた。「コンビ組もうや。お前みたいなヤツ探しとってん」と強引に誘う。時浦のネタは面白いが分かりにくい表現をしている。周囲に分かりやすく伝えるために、自分の力が必要だという。「このクソみたいな湘南劇場で、お前みたいなヤツをずっと待っていた」と口説かれ、少し心が揺らいだが、彼が何十人にもコンビ結成を持ちかけていたことが発覚。一瞬でも喜んだ自分にアホらしさを感じた。

そんな中、蛇谷の電気シェーバーがなくなる事件が起こった。あらぬ疑いをかけられた時浦と蛇谷が睨み合いとなるが、この事件を舞台の企画ライブに持ち込むことに。ライブでも責められる時浦。客席にいた島が「助けたるからコンビを組め」とフリップでアピールしてきた。“どうせ分かってもらえない”と落ち込む時浦に、島が傍聴席(客席)から助け舟。しかも、2人のやりとりで笑いまで! 

“盗みを笑いに変えられる。コイツとなら僕はここを出られるかもしれない”。そう思った時浦はフリップで「(コンビ結成)よろしく」と返答。島は笑顔で答え、時浦も笑みを浮かべた。

ネット上では、冒頭から10分以上の長回しに「新鮮な感覚」との声が。コンビが結成されたことについては「コンビバランスとても良い感じ​​」「推しの笑顔が尊い」「島の笑顔が眩しかった」とのコメントがあった。

次回は10月13日に放送。劇場に人気番組のプロデューサーがやってくる。

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