唐沢寿明が主演を務める『ボイス2 110緊急指令室』（日本テレビ系、毎週土曜22:00～）の6話が、8月28日に放送。ネット上では、増田貴久（NEWS）扮する石川透が、人の道を外れた容疑者に対し、怒りで震えるほど感情をむき出しにするシーンに、感情移入したといった声が多くあった（以下、ネタバレが含まれます）。
2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』の続編。緊急指令室「ECU」を舞台に、一瞬たりとも目が離せないタイムリミットサスペンス。主人公の敏腕刑事・樋口彰吾を唐沢、緊急指令室（ECU）の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー（声紋分析官）・橘ひかりを真木よう子、樋口を兄貴と慕う後輩刑事・石川透を増田が演じる。
心霊スポットをめぐる金髪のYouTuber・成瀬友則（松岡広大）が、不気味な少女に襲われていると視聴者から通報が入った。成瀬はある理由で事務所を解雇された元アイドル。これまで、アップされた動画はやらせのものばかりだったが、今回の映像は本物と断定。傷害事件として、樋口や石川たちが向かう。
現場に急行する車内で、樋口は石川に「この事件が片付いたら今後のことを話そう。お前を巻き込むべきじゃなかった。心が悲鳴を上げてんだろ」と告げる。そばにいてくれるだけで心強いが、これ以上は……という上司に「大丈夫ですよ」と強がる石川。しかし、自分の弱さを認めることも強さだと諭された。
捜査をする中、被害者だったはずの成瀬が、再生回数を稼ぐため、少女をクスリ漬けにして襲わせていたことが発覚。石川は証拠を掴んでいたものの、意識朦朧となり、記憶が飛んでいた。そのため、成瀬の逃走を許してしまったのだ。
成瀬は瀕死の少女を殺害するため、動物の火葬場へ。石川たちが現場に行くと、成瀬もまたドラッグに溺れており、幻覚が見えて怯えていた。一方、少女は懸命の治療の甲斐も虚しく、亡くなってしまった。怒りに震えた石川は、逮捕された成瀬の胸ぐらを掴む。「お前何したのか分かってんのか！ 女の子をクスリ漬けにして殺した。お前が有名になりたい。ただそれだけの理由で！」。しかし、彼はまったく反省していない。石川は何度も成瀬を殴る。樋口が制止すると、涙を流して悔しさを露わにしていた。
ネット上では、石川が感情を露わにするシーンについて「怒り爆発で犯人殴るとこ泣けてきた」「感情移入してしまうほど引き込まれた」「兄貴、透ちゃんを助けてね」とのコメントがあった。
次回は9月4日に放送。拳銃発砲殺人事件が発生。石川が関与していることが発覚する。
