『名探偵コナン』第1013話の展開が「昼ドラ!?」と話題に

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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)の第1013話「愛しすぎた男」が、7月24日に放送。歪んだ愛の形が描かれ、SNS上では様々な意見が寄せられていた(以下、ネタバレが含まれます)。

江戸川コナン(CV:高山みなみ)と毛利小五郎(CV:小山力也)が買い物に向かっている道中で、人だかりができている家の前を通りかかる。空き巣被害にあったというその家の中に入ると、室内は派手に荒らされており、床には頭から血を流し倒れている増岡進(CV:野瀬育二)が。

家主である桜川将平(CV:鈴木千尋)と桜川絵里菜(CV:明坂聡美)夫婦の話によると、夫婦がデパートから帰ってきたところで増岡に遭遇してしまい、襲い掛かってきたため、そこにあったゴルフクラブで咄嗟に応戦。転んだ際、下にあった鉄の塊に頭を打ち付け絶命してしまったということだった。供述通りであれば正当防衛になるのだが、コナンは夫婦の供述が偽証であることに気付く。

実は、増岡は空き巣ではなく、絵里菜が夫を殺すように依頼した人物。家で殺害計画を練ってたところ、将平が帰ってきてしまい、浮気と勘違いして殺してしまったのだった。家には絵里菜が将平を殺そうとしていた証拠が残っていたため、警察が来ると色々とバレてしまう。そこで絵里菜は「私のことを愛しているなら、嘘ついてよ」とお願い。将平は愛ゆえに嘘をつくことを決め、コナンの推理により全てが発覚したあとも「僕が悪い。絵里菜の理想の夫になれなかったから」と最後まで愛を貫き通した。しかし、絵里菜はそんな将平に対し「気持ち悪い」と吐き捨てるのだった……。

なんとも後味の悪い終わり方。さらに絵里菜と増岡の関係や、なぜ絵里菜が将平を殺そうとしていたのかさえ明確に明かされなかったことから、SNS上では「今日のコナンは火曜サスペンスなのか?」「昼ドラ?」などの反応が。しかし、エピソードタイトル「愛しすぎた男」がすべてを物語っているようで、将平役・鈴木千尋のヤバすぎる演技も相まって「愛が重すぎたんだろうな」「愛は時として凶器となる」などのコメントもあがっていた。

次回7月31日に放送される第1014話「魔王と呼ばれた小説家」では、売れっ子作家・田分晋太郎の自宅で、射殺遺体が発見される。

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