藤間爽子

唐沢寿明さんが主演を務める『ボイス2』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の第3話が、7月24日に放送される。

2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』の第2弾である本作は、緊急指令室「ECU」を舞台に、一瞬たりとも目が離せないタイムリミットサスペンス。主人公の敏腕刑事・樋口彰吾を唐沢さん、緊急指令室の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)・橘ひかりを真木よう子さん、樋口を兄貴と慕う後輩刑事・石川透を増田貴久さん(NEWS)が演じています。

そんな中、注目を集めているのが、ひかりのもとで働く新人室員の小松知里役・藤間爽子さんです。紫派藤間流家元・三代目藤間紫として“日本舞踊家”の顔を持っており、女優としてもネクストブレイクが期待されている彼女。ネット上でも「かわいい」「整った美しいお顔立ち」などの声があり、ファンが急増中です。

第3話では、藤間さん演じる知里が、物語の重要な鍵を握ることに――。今回、そんな待ち遠しい放送を前に、藤間さんにお話を伺いました。

――本作が地上波連ドラ初レギュラー。出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。

嬉しかったですけど、びっくりしましたね。1作目が良かったから第2弾もあるわけで、“良いイメージを崩さないようにしなきゃいけない”と緊張していました。でも、実際に現場に行ってみると、あっという間に馴染めましたし、同年代も多いので、楽しく撮影ができています。

――それだけチームワークがいい現場なんですね。

そうですね。レギュラードラマの現場が初めてな上に、役柄もECUに配属されたばかりの室員役なので、まさに新人。(現実とリンクしていて)よかったなと思います。

――スリリングな展開が魅力の『ボイス』シリーズですが、実際に撮影をしてみて、どんなことを思いましたか?

現場と緊急指令室で(シーンが)行き交うのですが、台本を読んでいる時点では、実際に現場を見ていないから、どこで何の事件が起きているのかイメージするしかなくて。撮影するときも、現場の声を流してはいるのですが、(どんなことが起きているのか)想像の中でしか分からなかったんです。

だから、実際に出来上がったドラマを見ると“こうなっていたんだ!”って驚きます。私たちは、(現場で)想像しながら演じているけど、完成作を見たら、もっとすごいことが起きている(笑)。そのあたりは楽しんでやっています。

――凶悪な事件のイメージを膨らませるため、準備していることはございますか?

もともと、YouTubeで世界で起きている事件に関する動画を見るのが好きなんです。ウソじゃなくて本当にあったことだから興味深くて。『ボイス2』も、毎話強烈な犯人たちが出てくるし、リアルなところもあるし、面白いですよね。

――藤間さん演じる知里の人物像について、どう捉えていますか?

新人ということもあって張り切っていて、正義感も強くて、曲がったことが嫌いな人物像を作っていたんですけど、第3話で、ある事件に巻き込まれてしまうんです。事件を経たあとは、頑張りすぎていたところから、ちょっと肩の荷をおろした、新しい知里像を作っていければいいなと思っています。

――ご自身との共通点を感じることは?

緊急指令室にずっといるので、基本的に仕事をしているところしか映らないんですけど、第3話では、周囲に相談できないプライベートな問題が明らかになるんです。知里の中で、“警察官とはこういうもの”というイメージがあるので、自分の恥のような部分はさらけ出せない。そういったところは自分に重なるのかなって思います。

――俳優、日本舞踊家、とさまざまな顔を持つ藤間さんだからこそ、イメージを崩したくない部分もあると。

そうですね。そうした“イメージにあった自分じゃないといけないのかな”って思うこともあります。

――緊急指令室のシーンは緊迫する場面も多いです。演じる上で、こだわっている点は?

いろいろなVTRも見ましたけど、警察官って、どれだけ緊迫していてもすごく冷静なんですよ。ECUでも、乱れてはいけない立場だから、冷静でいようとするけど、新人だから少し慌てるところもあって(笑)。そういうところもいいなと思いながら演じています。あとは、声のお仕事なので、滑舌は意識しています。相手にしっかり情報が伝わるように気をつけています。

――緊急指令室メンバーと撮影をご一緒されることが多いと思いますが、現場はどんな雰囲気なんですか?

現場ではBTSが流行っているんですよ。共演者の方やスタッフさんたちも「BTSが好き」って言っていて「いいよねー!」って盛り上がっています。「かっこいいー!」って踊ったりして、韓国ブームが来ていますね(笑)。

――主役の唐沢さんの印象を聞かせてください。

ロケのとき、実際に私が言われたわけではなくて、唐沢さんが違う方と話していらっしゃったんですけど、「いま、僕も主役をやっているけど、若い頃にいろいろと苦労していた。とにかくできるうちは、いろいろなことをやった方がいい。経験って必ずこれからも役に立つ。やっていないとできないけど、1回でもやった経験は消えることがないから」というのを盗み聞きして(笑)、“なんていい言葉だ!”と思いました。

――真木さんや増田さんはいかがですか?

真木さんはすごく面白くて優しい方ですし、増田さんは本当にテレビで拝見したイメージ通りの方。いろいろな方とお話して明るい方ですね。

――先ほどから触れているように、第3話で知里が事件に大きく絡んでいきます。今後のことも含めて、本作のおすすめポイントを聞かせてください。

緊急指令室以外の知里の“人間らしい側面”が見られるのは見どころだと思います。『ボイス2』は、なんといっても、毎話出てくる犯人の強烈的なキャラクターがすごい。緊急指令室は変わらないけど、犯人は毎回変わっていくので、こちらも対応していて面白いです。でも、犯人たちは必ず闇を抱えていて、単にサイコパスになったわけじゃない。怖いし、やったことは許せないけど、同情できる部分もあるというか……。そういったところ(裏側)もしっかり描かれているので、ぜひ見ていただきたいです。

(取材・文・写真:浜瀬将樹)

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