『香川照之の昆虫すごいぜ!』カマキリ先生、念願のセミに迫る「本気の虫とりを久しぶりにやった」

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「人間よ、昆虫に学べ!」をテーマに香川照之がカマキリ先生となり、子供たちに熱い授業を展開する『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)の「8時間目 セミ」が、8月21日(金)9時15分から放送。香川からのコメントが届いた。

今回のテーマは、カマキリ先生念願の「セミ」。番組始まって5年目にして叶ったテーマに、カマキリ先生も大興奮。夏の森で網を振ること6時間超、カマキリ先生はセミを捕まえることができたのか?

また、久しぶりとなるスタジオパートでは、その鳴き声や生態など、さまざまなセミの秘密にも迫っていく。

<香川照之 コメント>
――今回、真夏の撮影は初めてですが、夏の虫とりはどうでしたか?

最高ですね! 最高! 小、中学生のころの本気の虫とりを久しぶりにやった気分です。40年ぶりくらいでしょうか。木の陰や、枝の空抜けに虫が動いたり、あるいはセミがとまったりしているのを見つけて、つかまえるまでの時間が楽しかったです。

そして、虫が網に入る手応えがあって、網の中で虫が動いている瞬間が、なんとも言えません! 私と虫と1対1、2つの生命が対等に向き合う時間です。自分がカマキリであるということを認識する瞬間でした(笑)。

――今回も天候に悩まされましたが……。

雨が多い中、粘って粘って、こうして晴れの日を勝ち取って、虫とりをできたのは、本当にありがたいです。自粛生活の中でなかなか家から出られないという子供たちもいると思いますが、番組を見て一緒に虫とりをした気分になってもらえたらうれしいですし、みんなで安全に虫とりにいけるようにするにはどうしたらよいのか、ということを考えるきっかけにもしてもらえたらうれしいですね。お! カラスアゲハ!(インタビュー中も付近を飛ぶ蝶に夢中……)

――今回の見どころをお願いします。

前回のクワガタの放送から、間を空けずにセミという、この短い期間に昆虫でも夏を代表する大物を立て続けにできるという喜びですね。『昆虫すごいぜ!』という番組がついに一番の黄金期に到達したのかもしれません(笑)。待ちに待った虫たちがどんどん登場していますから。

今回はセミがテーマですが、カットされなければ、ほかの夏の昆虫たちもたくさん出てくるはず。頼んだよ、ディレクター! そこが見どころです!

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