なすは何かと合わせるとうま味の感じ方が20倍以上!?意外な魅力を紹介『ガッテン!』

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7月1日の『ガッテン!』(NHK総合、毎週水曜19:30~)は、ゲストに清水ミチコチャンカワイ山根千佳を迎え、「旬到来!絶品なす最新調理術」と題して、なすの魅力を紹介する。

立川志の輔小野文惠が司会を務める同番組は、日々の生活をだんぜんシアワセにする、食・健康・美容・住まいの裏ワザを公開する生活情報番組。

なすは、子供向けの野菜図鑑で「ほとんどが水分で栄養分は少ない。控えめなのがなすの個性」と紹介されているが、実際、なすはほとんどが水分で、ビタミンCやβカロテンはキュウリより少ないという。

しかしなぜ、日本人は1000年以上もなすを愛してきたのだろうか。疑問に思った研究者が、なすはうまく加熱することで三大うま味成分のひとつ「グアニル酸」を大量に生み出すことを大発見。グアニル酸はグルタミン酸など、ほかのうま味物質と合わせることで、うま味の感じ方が20倍以上にもなる。

数ある野菜の中で、なぜなすにそんな特徴があるのかを探ると、そのヒミツは独特のスポンジ構造だということが判明。みそなどの調味料をしみこませるために最適かと思ったら、みずから体内にうま味を作り出すための機能も備わっていたというのだ。なすの旬は6~10月。知っているようで知らなかった、身近ななすの魅力を余すことなく伝えていく。

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