福山雅治、“天空の草原地帯”と“世界で最も低い陸地”で暮らす生きものたちのたくさましさに迫る

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歌手で俳優の福山雅治が、地球上に残された独特の自然環境や絶滅に瀕した貴重な生きものたちを訪ね、見つめてきたシリーズ最新作『NHKスペシャル ホットスポット最後の楽園 season3』(NHK総合/全5回)。第4回目となる「天空と荒野の両極世界 ~アフリカ エチオピア高原~」が、4月26日(日)21時より放送される。

今回の舞台は、アフリカ・エチオピア。3000mを超える切り立った断崖絶壁で隔てられた“天”と“地”、対照的な2つの世界にスポットを当てることに。

崖の上に広がるのは、“天空の草原地帯”。世界に500匹しかいない幻のオオカミ、エチオピアンウルフが独特な狩りでネズミを狙っていた。さらにここには、世界で唯一の“草しか食べないサル”、ゲラダヒヒが暮らす。オスはメスに頭が上がらない上、争いも好まないため、巨大な群れの生活は実に平和だ。

一方、崖の下は、海抜マイナス100m以下の“世界で最も低い陸地”。ここは、今なお火山活動が続いており、灼熱と乾燥で食物の乏しい荒野が広がる。この世界を支配するのは、マントヒヒ。食べられるものは何でも食べる雑食性で、メスや家族の統率もモノをいうのは腕力で、他の群れとの争いも絶えない。天空で暮らす平和なサル・ゲラダヒヒとはまさに対極的な生き様で、厳しい世界を生き抜いている。

隣り合う天と地、まったく違う2つの世界に暮らす生きものたちの暮らしぶりから、生命のたくましさ、しなやかさをみつめてゆく。

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