本木雅弘、初密着取材で“光と影”が明らかに「自分は役者としての“芯”がない」『プロフェッショナル 仕事の流儀』

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3月28日(土)19時30分からの『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)は、「本木雅弘スペシャル」を放送。映画『おくりびと』で、アカデミー賞外国語映画賞を受賞。独特な存在感で世界的な評価を得る国民的俳優・本木雅弘(54歳)が初めて密着取材を受け入れた。22年ぶりの出演となる大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合、毎週日曜20:00〜)の舞台裏にカメラが潜入し、その一部始終を記録。半年にわたる密着取材で、知られざる素顔に迫る。

同番組は、さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に、掘り下げる新しいドキュメンタリー番組。

「長い間、役者として踏み迷っている感覚が抜けない。敢えて嫌なことをすれば、次に進むための“真実”が見つかるかもしれない」。本木は、人生初となる密着取材を受け入れた理由をこう説明。意外にも、俳優としての“現在地”に迷いがあるという。

それを吹っ切るための密着取材は、英国での休日、テレビ初公開となる自宅にまで及んだ。本木は素直に私生活をさらし、「実はただの凡人であることがさらされているだけ」としきりにぼやいたが、国民的俳優の“静かな変質”を目の当たりにすることに。「お尻出したら許してくれますか? 過激なことしたら許してくれますか」「自分は役者としての“芯”がないんです」「何者としても規定されたくない自分は何者ですか」。虚無と情熱、狂気と正気、混沌と秩序、国民的俳優・本木の“光と影”が明らかになる。

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