松田龍平が主演を務める『プレミアムドラマ 歪んだ波紋』(BSプレミアム、毎週日曜22:00~)が、11月3日よりスタート。第1回「虚報」が放送される。
塩田武士の「歪んだ波紋」(講談社)を映像化した本作は、「誤報」を出した記者は「誤報」の被害者を救えるのか、また「プロの記者」が悪意で流した「虚報」の波紋は防げるのか、メディアの渦中に生きる人々を描く社会派ドラマ。松田をはじめ、松山ケンイチ、小芝風花、山口紗弥加、勝村政信、勝矢、Juice=Juice、坂井真紀、キムラ緑子、真野響子、美村里江、筒井道隆、角野卓造、イッセー尾形、長塚京三ら豪華俳優陣が出演する。
地方紙・新神奈川日報の記者である沢村政彦(松田)は、とあるひき逃げ事件を取材することに。被害者の男をひき殺したのは、その妻・敦子(小芝)であるという。政彦にその取材を命じたのは、社会部デスクの中島(勝村)と、元大日新聞の記者だった桐野(筒井)。2人は、今度の市長選に出馬する候補者も独占スクープした、政彦も信頼する同社の先輩である。
敦子を「クロ」と確信した政彦の記事が紙面に掲載されたその後、ネットニュース・ファクトジャーナルに、新神奈川日報の市長選スクープ記事が誤報ならぬ虚報であるという記事が出る。言いしれぬ不安に襲われた政彦は、かつて記者だった父の同僚・相賀正和(長塚)に相談を持ちかける……。