香川照之“カマキリ先生”が昆虫と人類の未来に迫る『NHKスペシャル』

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「人間よ!昆虫に学べ」をテーマに、カマキリに扮した香川照之(カマキリ先生)が虫を求めて野原を駆け回り、ほとばしる昆虫愛を語る人気番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK総合)が、8月1日(木)19時57分から『NHKスペシャル』枠で放送。「香川照之の昆虫“やばいぜ!”」と題して、昆虫と人類の未来に迫る。

今回、カマキリ先生は生物多様性の聖地・コスタリカへ。宝石にしか見えないコガネムシ、ありえない虫・ツノゼミ、少年時代からの憧れ・モルフォチョウなど、魅惑の昆虫たちを前に大興奮するカマキリ先生だが、そんな昆虫王国にも人間による開発や温暖化による異変が忍び寄っていることを知る。

そこで、カマキリ先生が世界の昆虫の“今”を大調査。日本では昆虫が激減。ドイツでは、8割近い昆虫が減る異常事態が進行中で、花や鳥まで消えた沈黙の世界が広がっていた。研究者の間では、「あと100年で昆虫は絶滅する」とまでいわれ、人類滅亡を招く恐怖のシナリオ=「昆虫カタストロフ」が現実になってもおかしくないという。

一方、最新の研究からは、北米のオオカバマダラが羽を大型化させ、進化によって、気候変動に対抗していることが判明。もしかしたら、本当に“やばい”のは昆虫ではなく、人間なのかもしれない? カマキリ先生とともに昆虫に驚嘆し、胸を熱くし、子供たちが大いに学べる内容を届ける。

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